サービス接遇検定の位置づけと実施団体
サービス接遇検定は、公益財団法人実務技能検定協会が実施する検定です。正式名称はサービス接遇実務検定で、サービス業務に対する心構え、接客応対の知識と技能、気遣いなどを測ります。協会の沿革によると、平成13年にビジネス実務技能検定協会から移管され、平成15年から文部科学省後援の検定になっています。国家資格には当たらず、合格によって特定の業務ができるようになる法的な効果もありません。
受験資格に制限はなく、学生でも社会人でも受験できます。級は3級、2級、準1級、1級の4段階です。
級ごとの試験の形式と合格基準
筆記試験は全級とも「理論」と「実技」の2領域に分かれています。理論はサービススタッフの資質、専門知識、一般知識、実技は対人技能と実務技能です。それぞれの領域で60%以上を得点すると合格になります。
| 級 | 試験の形式 | 試験時間(第68回) |
|---|---|---|
| 3級 | 筆記(選択問題と記述問題) | 12:00〜13:40 |
| 2級 | 筆記(選択問題と記述問題) | 14:50〜16:40 |
| 準1級 | 面接試験のみ | 面接日程は別に案内 |
| 1級 | 筆記(すべて記述問題)と面接 | 12:00〜14:10 |
準1級に合格するには、準1級面接試験と2級試験の両方に合格している必要があります。2級に合格していない人が面接に合格した場合は「ロールプレーイング合格」となり、後で2級に合格してから申請すると準1級合格になります。1級は筆記試験と面接試験の両方に合格して合格です。
2026年度の日程と受験料
| 回 | 試験日 | 通常受験の申込期間 |
|---|---|---|
| 第67回 | 2026年6月14日 | 終了 |
| 第68回 | 2026年11月8日 | 2026年9月3日〜10月5日 |
| 第69回 | 2027年2月14日 | 2026年12月7日〜2027年1月18日(団体受験のみ、2級・3級のみ) |
第68回の筆記試験免除受験の申込期間は2026年9月17日〜10月15日です。受験料は3級3,800円、2級5,200円、準1級5,900円、1級7,800円で、2・3級の併願は9,000円など、組み合わせごとの併願料金も定められています。納入した受験料は受験しなかった場合でも返金されず、申込後の級の変更や取り消しもできません。
インターネットで申し込んだ場合、第68回の1〜3級の筆記試験受験票は10月20日10時頃からマイページで確認でき、A4用紙に印刷して当日持参します。スマートフォンの画面は受験票の代わりになりません。2級・3級の合否は11月26日10時頃にマイページで通知される予定です。筆記試験会場は地区ごとに分かれ、定員の都合で希望地区以外の会場になる場合があります。
CBT受験と申込前の確認
2級と3級は、2024年1月15日からCBT方式でも受験できます。CBT方式はパソコンを使ってテストセンターで受験する方法で、年3回の試験日に限らず都合のよい日を選べます。47都道府県に300カ所のテストセンターがあり、合否はその日のうちに分かります。最短で申込日から3日後に受験できると協会は案内しています。申込や会場の詳細は、委託先のCBT-Solutionsのサイトで確認します。
当サイトの提案:2026年11月8日の第68回を受けたい人は、通常受験の締切が10月5日と近いため、まず協会の受験要項で受験級と試験時間を確認し、すぐに申し込んでください。締切に間に合わない場合や、合否を早く知りたい場合は、2級・3級をCBTで受ける方法を検討します。準1級を目指す人は、2級の合格を先に済ませておくと、面接合格がそのまま準1級合格につながります。
参照資料と確認日
2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。