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資格・講習・登録制度の解説

不動産証券化協会認定マスター

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 6項目

認定マスターの制度

不動産証券化協会認定マスター(ARES Certified Master)は、投資家保護と市場の健全な発展に寄与することを目的に、不動産証券化に関する高度な専門知識と高い職業倫理を持つ人に称号を与える資格制度です。2006年に一般公開され、2026年1月時点で約11,900名が認定されています。

協会は、不動産特定共同事業の人的要件である業務管理者の能力の審査・証明事業として国土交通大臣の登録を受けています。マスターの認定に加え、協会が定める2年以上の実務経験の審査を受けると、業務管理者の能力を持つ者として協会の証明を受けられます。この証明は、不動産投資顧問業登録の重要な使用人や判断業務統括者の知識要件としても使われています。

マスターになるまでの流れ

マスターに認定されるには、マスター養成講座の知識編Course1と演習編Course2の全課程を修了する必要があります。以前は金融または不動産の2年以上の実務経験が認定要件でしたが、2025年4月に廃止されました。

Course1は6月から11月にかけて、企業と不動産、不動産証券化の概要、不動産投資の基礎、不動産証券化の法務と会計・税務、不動産ファイナンスの基礎、不動産証券化と倫理行動の6科目を、テキストとWeb講義で学びます。修了試験は四肢択一のマークシート方式で、午前・午後各50問の計100問です。6科目の合計点が当年度の合格基準点以上で、各科目の得点も一定基準を満たすと合格します。

Course1に合格した人は、原則として同じ年度にCourse2を受講します。Course2は1月から3月に不動産投資分析、不動産ファイナンス、不動産証券化商品分析の3科目を学ぶ科目合格制で、Excel形式のレポート課題の提出、東京都内でのスクーリングへの出席、確認テストで評価されます。全3科目に合格するとマスター養成講座の修了となります。

2026年度の日程と受講料

項目 内容
Course1新規受講申込 2026年5月7日〜5月28日(終了)
Course1修了試験 2026年11月14日(土)、東京都・大阪府・福岡県
Course2スクーリング 2027年3月13日(土)、東京都内
Course1受講料(新規、税込) 一般107,800円、学生66,000円、正会員75,900円、準会員96,800円
Course2受講料(新規、税込) 一般・正会員・準会員63,800円、学生31,900円

Course1の受講料には教材費と修了試験受験料13,200円が含まれます。Course1の修了試験に不合格だった新規受講者には、翌々年度までの再受験申込の権利が与えられます。

協会の受講案内によると、Course2の受講者と修了者は2022年度が723名と699名、2023年度が935名と903名、2024年度が850名と810名でした。

認定後に必要なこと

認定を申請するときは、職業倫理規程などの遵守の誓約書と氏名公表の承諾書を提出します。認定後は毎年、年間登録料8,800円(税込)を納め、協会が実施または指定する継続教育を一定量受講する必要があります。年間登録料を一定期間納めないと資格を失います。

協会は2012年4月にRoyal Institution of Chartered Surveyors(RICS)と提携しており、一定の条件を満たしたマスター認定者はRICSの会員として入会できます。入会と会員継続の手続きは本人が行います。

受講を考える人へ

当サイトの提案:Course1の新規申込は5月の約3週間しかないため、受講したい年度の春に協会の受講案内を確認してください。Course1とCourse2は合わせて約10か月続き、Course2ではExcelでレポートを作るのでパソコンの環境も必要です。勤務先で業務管理者などの人的要件に使う予定がある人は、認定とは別に2年以上の実務経験の審査が要る点を先に確かめておくと計画が立てやすくなります。

参照資料と確認日

2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

一般社団法人不動産証券化協会:不動産証券化協会認定マスターとは

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マサキ
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