理検STEPと理検SCORE
実用理科技能検定は「理検」「理科検定」とも呼ばれ、日本理科検定協会が実施しています。国家資格ではなく民間の検定です。協会は、新しい学習指導要領を受けて理科の4分野の基礎と応用を検定基準に反映させたと説明しています。
理検STEPは学年に対応した階級別の検定で、1級と2級は物理・化学・生物・地学の科目別、3級から8級は理科全体を出題します。理検SCOREは小学校から高校までの問題を1冊にまとめ、到達した点数をスコアで示す検定です。到達点に応じて絶対評価の級が判定されます。
階級ごとの問題数と時間
| 階級 | 出題範囲 | 問題数 | 検定時間 |
|---|---|---|---|
| 1級(4科目別) | 高校応用 | 5〜7問 | 90分 |
| 2級(4科目別) | 高校基礎 | 10問 | 70分 |
| 3級・4級・5級 | 中学3年・2年・1年 | 各20問 | 50分 |
| 6級・7級・8級 | 小学6年・5年・4年 | 各15問 | 45分 |
| SCORE100 | 小6〜高3 | 60問 | 120分 |
| SCORE60 | 小6〜中3 | 40問 | 60分 |
STEPの合格基準は70%で、50%以上70%未満は準級合格です。出題範囲には前の学年の内容も含まれます。小学1〜3年に当たる9〜11級はSTEPでは実施されず、SCORE30を受けるよう案内されています。SCORE40とSCORE30は団体・オンライン受検のみです。1級とSCOREは、他の階級と同じ日に重ねて受けることができません。
2026年の会場日程と検定料
2026年は会場受検が7回予定され、これから受けられるのは第6回と第7回です。第6回は11月21日(土)に東京・横浜・刈谷・神戸・佐賀、22日(日)に埼玉で行われ、1〜5級とSCORE100・60を実施します。申込は8月20日から11月4日までです。第7回は12月19日(土)に東京・横浜・刈谷で2〜5級を実施し、申込は11月12日から12月8日までです。
| 検定科目 | 会場受検(税込) |
|---|---|
| 1級(物理・化学・生物・地学) | 7,700円 |
| 2級(同上) | 5,500円 |
| 3級〜8級 | 4,400円 |
| SCORE100 | 8,800円 |
| SCORE60 | 5,500円 |
個人受検はPeatixで会場と日程を選んで申し込み、クレジットカード、コンビニ、ATMで支払います。紙の受検票は発行されず、当日は本人確認書類、筆記用具、電卓(関数電卓など高機能なものは不可)を持参します。オンライン受検は1〜5級が対象で、学習教材とセットの料金になっています。協会は2027年1月から合格証書が変わると告知しています。
理検SCOREの到達点と絶対評価
理検SCORE100とSCORE60は、学年ごとに区切った問題の到達合計点で級が判定されます。SCORE100の場合、高校範囲を含む1,000点満点のうち900点以上で1級、700点以上で2級に相当し、中学3年範囲までの600点のうち400点以上で3級、中学2年範囲までの400点のうち300点以上で4級に相当します。準級の基準も設けられています。小学生向けのSCORE40は小学3〜6年、SCORE30は小学1〜3年の範囲で、9〜11級の判定はSCORE30やSCORE40で行います。
オンライン受検の料金は学習教材付きで、2級が科目ごとに11,000円、3〜5級が6,600円などです。会場で受ける場合と料金が異なるので、申込前に検定料金表で確認します。
上位級の取得者向けの認定
2級の4科目のうち2科目に合格すると「理検Doctor A」、1級を含む2科目に合格すると「理検Doctor AA」の認定を申請できます。認定証の発行手数料は11,000円で、理検Doctorになると協会の講習検定を実施できるようになります。
受検前に決めておくこと
当サイトの提案:小中学生が受ける場合は、在籍学年に合わせて級を選ぶより、すでに学校で習い終えた学年の級から始めると、前学年の内容も含む出題範囲に対応しやすくなります。高校生や大人で1・2級を目指す人は、物理・化学・生物・地学のどの科目から受けるかを決め、11月の第6回か翌年の回かを申込期限から逆算して選んでください。1級は他の階級と同日に受けられないため、複数科目を受けたい人は会場と日程の組み合わせを申込前に確認しておくと安心です。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。