義肢装具士は、ものづくりと身体への適合を結びつける専門職です。完成品を作るだけではなく、利用する人や医療スタッフと話し合い、個々の身体や生活に合うよう調整する役割があります。
医師の指示の下で製作・適合に関わる
医師の指示の下で義肢・装具の装着部位の採型、製作、身体への適合を行います。義肢装具士が独立して医学的な処方を決めるという意味ではありません。金属・プラスチック・皮革などを加工する技術に加え、医学知識や本人の困りごとを聞き取る力も必要です。
日本義肢装具士協会は、主に義肢装具製作事業所に所属し、提携する病院やリハビリテーション施設で他職種と連携する仕事として紹介しています。
代表的な経路と履修歴による経路
大学入学資格を持ち、指定学校・養成所で3年以上学ぶ経路が基本です。このほか、大学等で1年以上学び指定科目を修めた後に2年以上の養成課程へ進む経路があります。高等専門学校については修業年数の条件が異なります。
義肢・装具製作に係る所定の技能検定合格者が1年以上の指定養成課程で学ぶ経路や、外国の学校・資格に関する厚生労働大臣の認定等もあります。製作の仕事を経験しただけ、あるいは工学系の学位を持つだけで、自動的に国家試験を受けられるわけではありません。
第40回の出願と試験費用
- 試験日:2027年2月19日
- 出願期間:2027年1月4日〜18日。書留郵送は最終日の消印有効
- 受験手数料:59,800円。テクノエイド協会指定の銀行口座へ納付
指定養成課程の受験区分では、2027年3月1日までの修業・卒業見込みも対象です。ほかの医療資格と卒業見込みの期限が同じとは限らないため、自分の学校の修了日と証明書の提出期限を確認します。手数料は学費や実習材料費を含む総費用ではありません。
ものづくりと人体の知識をつなぐ
当サイトの提案:義肢装具工学、材料学、生体力学、採型・採寸、適合などの科目を、授業で扱った一つの製作課題に対応させて復習します。材料名だけでなく、なぜその構造や調整が必要なのかを説明できるか確認する方法です。
学校見学では工房設備、実習指導、材料費、臨床の場との連携を質問します。装具の適応や調整を独学の知識だけで判断するためではなく、安全な技術を指導の下で身につけられる環境かを比較してください。
参照資料と確認日
2026年10月1日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。