検定の概要
インドネシア語技能検定試験は、日本インドネシア語検定協会(HIPUBI)が主催する検定です。協会はインドネシア共和国の言語育成振興局(通称Badan Bahasa)と国際インドネシア語教育学会(APPBIPA)と提携しているとしています。1992年に始まり、試験は年2回、1月と7月に実施されています。旧記事の「6月・12月頃」という時期は誤りです。
級は6段階で、協会の説明では、E級が必要最小限のコミュニケーション、D級が旅行に足りる力、C級が日常生活で不自由しない力、B級が職場で生かせる力、A級が社会生活全般に対応できる力、特A級が翻訳・通訳のプロとして通用する力の目安です。
試験の内容と合格基準
1次試験は筆記とリスニングで、語彙、文法、読解、作文、リスニングの力を総合的に判定します。A級からE級は四者択一が中心で、A級とB級には記述問題が加わり、特A級はすべて記述問題です。B級からは設問もインドネシア語になります。2次試験は面接で、特A級・A級・B級の1次合格者だけが受け、その結果で最終的な合否が決まります。C級・D級・E級は1次試験だけで判定します。
合格基準の目安は、特A級・A級・B級の1次試験が満点の70%前後、2次試験が75%前後、C級・D級・E級が60%前後です。さらに特A級は項目別の正解率が50%に、第67回以降のA級・B級は30%に届かない項目が一つでもあると、総合得点が基準に達していても不合格になります。
2027年1月の第70回の日程と会場
第70回の1次試験は2027年1月10日(日)、2次試験は3月7日(日)です。特A級は奇数回には実施しないため、偶数回の今回が受験の機会になります。出願期間は2026年10月1日から10月31日まで、出願はインターネットのみです。受検票は1次試験の14日前にマイページに掲載され、印刷して持参しないと受検できません。
1次試験の会場は東京(23区内)、大阪(中央区)、名古屋、九州(福岡・博多)、ジャカルタです。バリ島会場は第69回以降閉鎖されました。2次試験は東京とジャカルタで行われ、特A級の2次は東京のみです。
受検者向けの案内では、A級・B級の2次試験会場は選べず(1次試験免除者を除く)、1次試験を東京・大阪・名古屋・九州で受けた人は東京、ジャカルタで受けた人はジャカルタで2次試験を受けます。1次試験免除者は東京とジャカルタから選べます。受検会場への電話での問い合わせはできず、会場に駐車場もありません。
検定料と出願時の注意
| 級 | 検定料(税込) |
|---|---|
| 特A級 | 30,000円(第70回から改定) |
| A級 | 10,000円 |
| B級 | 9,000円 |
| C級 | 6,500円 |
| D級 | 5,000円 |
| E級 | 4,000円 |
A級とB級、B級とC級、C級・D級・E級の組み合わせで併願できます。出願後は受検級や会場を変更できず、検定料の返却や次回への振替えもありません。特A級・A級・B級で前回の1次試験に合格した人は、申請すれば1次試験が免除されます(検定料は通常と同じ)。聴覚障害のある人には、C級・D級・E級でリスニングを免除する特別措置があります。
受検の準備
当サイトの提案:初めて受ける人は、協会が説明する各級の目安と自分の学習段階を照らし合わせ、迷う場合は隣り合う級の併願も検討してください。リスニングの出題形式は「インドネシア語検定公式過去問題集」で確かめられます。B級以上を目指す場合は、1次試験の総合点だけでなく項目ごとの基準点もあるので、作文やリスニングなど苦手な項目を残さないことが大切です。出願前にマイページの登録を済ませ、受検票を印刷できる環境があるかも確認しておきましょう。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。