試験の位置づけと実施体制
カイロ大学アラビア語能力検定試験は、アラビア語の学習意欲を高めることを目的に、日本で実施されたアラビア語の試験です。同志社大学一神教学際研究センター(CISMOR)の案内によると、主催はカイロ大学東洋学研究所で、問題の作成、採点、合否の判定、合格の登録、証明書の発行をカイロ大学が行い、CISMORは申込受付や受検料の収納といった事務を支援していました。日本の法律に基づく資格ではなく、海外の大学が認定する民間の語学試験にあたります。
旧記事には、合格証明書がエジプトで留学した場合の証書と同じものだという説明がありましたが、公式案内ではこの点を確認できなかったため削除しました。
過去の実施内容
CISMORのイベントページで確認できる案内は次の2回です。2017年の案内には「昨年に続き本年度も」とあり、それ以前にも実施されていたことがわかります。
| 実施日 | 区分 | 受検料 | 会場 |
|---|---|---|---|
| 2017年2月19日(日)13:30〜15:30 | 初級、中級1、中級2 | 12,000円 | 同志社大学今出川キャンパス神学館 |
| 2018年3月25日(日)13:30〜15:30(第3回) | 初級1、初級2、中級、上級 | 12,000円 | 同志社大学今出川キャンパス至誠館 |
2017年の回は申込締切が1月30日の正午で、受検料は締切までにCISMORの事務室で納める方式でした。2018年の第3回は出願期日が2月13日の正午、受検料の支払い期間が2月14日から3月7日までとされ、申込みが15名以下の場合は実施を延期すると書かれていました。
申込方法(過去の案内)
どちらの回も申込みはメールで受け付けていました。氏名(漢字とローマ字)、性別、メールアドレス、電話番号、受験レベル、所属を書いて送る形式で、学生は大学・学部または研究科と学年(2017年の回は学籍番号)も記入する必要がありました。受検料は現金で事務室に持参する方式で、おつりのないよう用意するよう求められていました。
現在の実施状況
2026年10月4日の確認時点で、CISMORの公式サイトで見つけられた最新の案内は2018年3月の第3回です。その後に開催されたか、今後の予定があるかは公式資料で確認できていません。旧記事には「受験できる機会は現在存在しない」とありましたが、これも一次資料では確かめられないため、断定は避けます。
受験を考えている人へ
当サイトの提案:この試験の受験を考えている場合は、まずCISMOR事務局に今後の実施予定があるかを問い合わせてください。予定がない場合に備え、アラビア語の力を示す別の方法として、留学先や勤務先がどの試験や証明を求めているかを先に確認しておくと、準備の方向が決めやすくなります。過去の区分名(初級・中級など)は回によって変わっているため、受験する回の案内で区分と出題範囲を確かめてから申し込むことをおすすめします。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。