TOPIKの位置づけと運営団体
韓国語能力試験(TOPIK)は、大韓民国教育部と国立国際教育院が主催する試験です。日本国内では公益財団法人韓国教育財団が主管として申請受付や会場運営を担当しています。韓国語を母語としない人の韓国語力を級で示す試験で、日本の国家資格とは別の制度です。
受験資格は設けられておらず、年齢や国籍を問わず申し込めます。申請はオンラインで行い、個人申請と団体申請があります。
試験の種類と合格基準
TOPIK I(初級)は聞き取り30問と読解40問で、試験時間は休憩なしの100分です。TOPIK II(中・上級)は聞き取り50問、作文を含む筆記4問、読解50問で構成され、1時間目110分と2時間目70分に分かれます。筆記の作文は、中級レベルで200〜300字程度の説明文、上級レベルで600〜700字程度の論述文が目安と案内されています。
級は得点によって判定されます。受験者が申し込むのはTOPIK IかTOPIK IIのどちらかで、級そのものを選んで受けるわけではありません。合格基準は次のとおりで、基準に届かない場合は不合格となります。
| 区分 | 級 | 合格に必要な得点 |
|---|---|---|
| TOPIK I | 1級 | 80点以上 |
| TOPIK I | 2級 | 140点以上 |
| TOPIK II | 3級 | 120点以上 |
| TOPIK II | 4級 | 150点以上 |
| TOPIK II | 5級 | 190点以上 |
| TOPIK II | 6級 | 230点以上 |
2026年度の日程と受験料
2026年度の日本国内の試験は4月、7月、10月の年3回です。第105回は4月12日、第107回は7月5日に実施されました。第108回は10月18日に全国の会場で行われ、日本での受験申請は7月21日17時で締め切られています。第108回の成績発表は12月10日の予定です。第104回、第106回、第109回は韓国で実施される回で、日本国内の会場はありません。
受験料は税込でTOPIK Iが5,000円、TOPIK IIが7,700円です。2026年度の申請期間はいずれも約2週間でした。申請後に受験する区分を変更することはできず、変更したい場合は申請期間内に返金申請をしてから申し込み直す必要があります。
成績証明書の有効期限
成績証明書の有効期限は2年で、期限が過ぎた証明書は再発行できません。新しい回を受験しても以前の回の成績が無効になることはなく、各回の成績はそれぞれの有効期限まで使えます。日本以外の国で受験した分の成績証明書は、韓国教育財団では発行できないと案内されています。
韓国の大学への出願、奨学金、就職先への提出などに使う場合は、提出先が求める級と、提出時点で成績が有効期限内かどうかを確かめておく必要があります。
受験計画の立て方
当サイトの提案:最初に志望校や勤務先が求める級を確認し、TOPIK IとTOPIK IIのどちらを受けるかを決めてください。次に、韓国教育財団のサイトで2027年度の日程が公表されたら、各回の申請開始日と締切日を手帳に書き込みます。申請期間は2週間ほどと短いため、提出期限から逆算して受験する回を選ぶと間に合わなくなる心配が減ります。TOPIK IIを受ける場合は、作文の字数の目安に合わせて時間を計って書く練習を早めに始めておくと、当日の時間配分を決めやすくなります。
参照資料と確認日
2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。