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資格・講習・登録制度の解説

公認情報セキュリティマネージャー

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 6項目

CISMはどんな資格か

CISM(Certified Information Security Manager)は、ISACAが2002年に始めた情報セキュリティマネジメントの資格で、10万7,000人以上が取得しています。受験者ガイドでは、事業体の情報セキュリティ機能を管理、設計、監督、評価する担当者向けの資格と説明されています。機器の操作技術より、セキュリティの方針や体制、リスクへの対応をどう運営するかを問う点が特徴です。

旧記事は、日本国内で実施される別の情報セキュリティ試験の教材情報をCISMと混ぜて紹介していました。CISMはISACAが運営する国際資格で、申込先も受験料も国内試験とは異なります。この記事ではCISMだけを扱います。

試験の形式と4つのドメイン

試験は150問の多肢選択式で、4時間(240分)です。PSIの公認テストセンターまたは試験官付きのリモート試験で受験します。2026年版の受験者ガイドに示された出題比率は次のとおりです。

ドメイン 比率
1 情報セキュリティガバナンス 17%
2 情報セキュリティリスク管理 20%
3 情報セキュリティプログラム 33%
4 インシデント管理 30%

採点はISACAの他の認定試験と同じ200点〜800点の段階評価で、450点以上が合格です。ドメイン3と4の2つで全体の6割強を占めます。ドメインごとの比率は出題の割合を示すもので、得点の計算には使われません。正式な得点は試験後10営業日以内にメールで届き、問題ごとの正誤は通知されません。

受験者ガイドは試験中の持ち込み禁止物も定めています。参考資料や学習教材、白紙やメモ、辞書、電卓、複数のモニター、携帯電話やスマートウォッチなどの電子機器、手荷物は持ち込めず、水を含む飲食も会場受験・リモート受験の両方で禁止です。リモートで受ける人は、事前に互換性チェックで使用する端末を確認し、会社の端末を使う場合はIT部門の承認が必要になることがあります。

申込・費用・再受験

受験登録は随時可能で、受験料を支払ってから48時間後以降の日時を予約できます。登録後の受験期限は6か月です。受験料はISACA会員575米ドル、非会員760米ドルで、払い戻しと譲渡はできません。不合格の場合、12か月の間に合計4回まで受験でき、2回目は1回目から30日、3回目と4回目はそれぞれ前回から90日空ける必要があります。

認定の条件と更新

合格後5年以内に、申請手数料50米ドルを支払って認定を申請します。実務経験は、CISMの4ドメインのうち少なくとも3つにわたる情報セキュリティ管理の経験が5年以上必要で、申請日前10年以内のものが対象です。受験者ガイドでは最大2年分の免除が認められています。CISAの免除上限は3年なので、両方を検討している人は条件の違いに注意してください。

認定後は、3年間で120時間以上、毎年20時間以上のCPEを取得・報告し、ISACAの職業倫理規定に従います。

準備の進め方

当サイトの提案:最初に、これまでの業務のうち方針策定、リスク評価、セキュリティ施策の運用、インシデント対応のどれに関わってきたかを書き出し、3ドメイン以上・5年以上の条件を満たせるかを確かめてください。経験が足りない場合でも試験は先に受けられますが、申請期限は合格から5年です。学習ではドメイン3と4に時間を多めに配分し、ISACAの公式サイトにある10問の無料練習クイズで、管理者の立場から選択肢を選ぶ感覚をつかんでおくと、本番の設問に戸惑いにくくなります。

参照資料と確認日

2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

ISACA:CISM Certification

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マサキ
マサキ
編集・分析担当
資格の受験条件・費用・試験情報を整理し、資格選びと学習計画の判断材料を提供しています。記事ごとに公式案内や参照資料を確認し、確認済みの範囲を本文に記載します。2026年9月から既存記事を順次点検しています。編集方法と情報の取り扱いは運営方針をご覧ください。