MFJライセンスの種類
MFJの2026年度国内競技規則第2章は、会員ライセンスを3種に分けています。大会に出場するための「MFJ競技ライセンス」、競技の運営や指導にあたる人の「競技役員・講師ライセンス」、競技者の補助として参加する人の「ピットクルーライセンス」です。2025年度からは、16歳以上の競技ライセンスにピットクルーが付帯されています。
大会には公認競技会と承認競技会があります。公認競技会に出るにはMFJ競技ライセンスが必要で、エンジョイライセンスでは参加できません。承認競技会は競技ライセンスかエンジョイライセンスのどちらかで参加できます。ただしロードレースに出場する場合は、公認・承認を問わずロードレースライセンスが必要です。
種目別の区分と最初に取れるライセンス
競技ライセンスは、ロードレース、モトクロス、トライアル、スノークロス、エンデューロ、スーパーモトの6種目とエンジョイライセンスで構成されます。ロードレースは国際、国内、フレッシュマン、ジュニアに分かれ、最初に取れるのはジュニア、フレッシュマン、国内です。ジュニアは12歳以上15歳以下、フレッシュマンと国内は16歳以上が対象です。
ロードレースの国内ライセンスは、MFJ公認の国内ライセンス講習会を受講するか、MFJ公認サーキットのライセンスを持って同じサーキットで3時間以上スポーツ走行するか、フレッシュマンライセンスで所定の出走実績や成績を上げることで取得できます。国際ライセンスは、昇格基準を満たした人が上がる区分です。モトクロスとトライアルは国際A級、国際B級、国内A級、国内B級、ジュニアに分かれ、モトクロスにはPCという年少者向けの区分もあります。最初に取れるのはPC、ジュニア、国内B級です。
取得の条件と手続き
新規申請できるのは、日本国籍を持つ人、日本国籍がなくても日本に3か月以上継続して居住し証明できる人、または他国の協会からスポーツ国籍を日本に移籍する人です。そのうえで、MFJが指定する講習会の受講と、運転免許証を取得できる身体的要件が必須です。年齢はその年に迎える誕生日の年齢で判断します。18歳未満の人は、実印を押して印鑑証明の原本を添えた未成年者の競技参加承諾書を出します。
競技ライセンスを取る人は、選んだ種目とグレードで安全に車両を操作でき、競技役員の指示を確認して判断できる標準的な健康状態であることが求められます。健康状態に不安がある場合はMFJに申告して審査を受けます。一度納めた申請料は、過納金を除いて返還されず、翌年度への繰り越しもできません。
講習会にはWEB講習とサーキットや各地で開催される講習会があります。WEB講習はライセンス申請後にマイページから受講する仕組みで、ロードレースにはWEB講習がなく、サーキットでの実走講習が必要です。
2026年度の申請料と有効期間
| 新規申請の区分 | C区分(高校生以上64歳まで) | B区分(65歳以上) |
|---|---|---|
| ロードレース国内、モトクロス・トライアル・エンデューロ国内B級など | 15,660円 | 14,860円 |
| ロードレース フレッシュマン | 14,160円 | 13,360円 |
| エンジョイ | 4,660円 | 3,860円 |
申請料には会費、スポーツ安全保険の掛金、事務手数料が含まれます。ジュニアの新規申請料はC区分が11,160円、中学生までのA1区分が9,960円です。2026年度ライセンスの有効期間は2026年4月1日から2027年3月31日までです。
過去にライセンスを持っていた人が再取得する場合、更新しなかった期間が5年以内なら会員番号や過去の成績を引き継ぐ継続取得になります。5年を超えると会員番号や成績は引き継がれず、新規会員としての登録が必要です。ロードレースライセンスは10年以上更新しないと資格を失い、新規取得の手続きが必要になります。
当サイトの提案:出たい大会が公認競技会か承認競技会かを主催者の案内で先に確認してください。承認競技会だけならエンジョイライセンスで足りる場合があり、費用を抑えられます。ロードレースを目指す人は、MFJのページに掲載された公認サーキットのうち通える場所を選び、そのサーキットのライセンス取得と走行時間の記録方法を確認しておくと、国内ライセンスの条件を満たしやすくなります。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。