日本茶アドバイザーの位置づけ
日本茶アドバイザーは、NPO法人日本茶インストラクター協会が認定する民間資格で、協会は初級資格としています。日本茶全般について初級レベルの知識を持つ人を認定するもので、中級資格の日本茶インストラクターとは別に取得できます。
協会が挙げている活動の例は、茶販売店でのお茶選びの手伝い、日本茶教室でのアシスタント、料理教室での日本茶の説明などです。日本茶カフェや販売店で働いてみたい人、食育に関心がある人にも向くと協会は紹介しています。
資格を取る3つの方法
協会の案内では、日本茶アドバイザーの取得方法は次の3通りです。
- 通学コース:日本茶アドバイザー養成スクールに通って学び、資格を取得する
- 受験コース:日本茶アドバイザー通信講座などで学習し、認定試験に合格して取得する
- 通信コース:日本茶インストラクター通信講座を修了し、申請によって取得する
受験コースで受ける場合も、認定試験の受験資格は後述のWEB講習の視聴だけで、通信講座の受講は条件になっていません。協会は筆記試験の対策として通信講座を勧めています。
2026年度の認定試験
2026年度の試験は11月8日に行われ、受付開始は9時15分、終了は11時30分です。申込の受付期間は8月1日から8月31日まで必着で、すでに締め切られています。受験票は10月下旬に郵送され、11月2日までに届かない場合は11月6日17時までに協会へ連絡するよう要項に書かれています。合格発表は11月下旬頃で、本人に郵送で通知し、合格者の受験番号を協会のウェブサイトに掲載します。
試験地は札幌・東京・静岡・名古屋・京都・福岡・鹿児島の7か所から1つを選びます。申込締切後に試験地は変更できません。
受験資格とWEB講習
受験資格は、協会指定のWEB講習を視聴したか、視聴する見込みであることです。年齢の制限はありません。WEB講習は約40分の動画で、申し込んだ人には9月5日までにメールで視聴用のパスワードが送られ、試験日までに視聴します。
受験料は16,500円で、WEB講習の費用を含みます。日本茶アドバイザー通信講座の教材は含まれません。通信講座の受講者が受ける場合の受験料は11,000円です。
試験の内容と合格率
試験はマークシートによる正誤方式の筆記試験です。出題分野は茶の歴史、茶業のあらまし、茶の栽培、茶の製造法、茶の利用、茶の健康科学、茶の化学、茶の品質審査と鑑定、茶の淹れ方、伝え方の基本です。
協会の受験データでは、受験者の平均年齢は32歳で、幅広い年齢の女性が多く受けています。都道府県別では静岡県と鹿児島県が多く、東京都と千葉県が続きます。近年の合格率は約80%と公表されています。
これから目指す人へ
当サイトの提案:次の試験は2027年度になります。協会は例年7月初旬頃に試験要項を掲載しているので、その時期に要項を確認してください。2026年度の申込期間は8月の1か月間だったので、夏の予定に申込を組み込んでおくと締切を逃しにくくなります。試験だけを受けるか、スクールや通信講座で学ぶかは、費用と学習期間を比べて決めるとよいでしょう。将来インストラクターを目指す人は、最初からインストラクター通信講座を選び、修了後の申請でアドバイザー資格も得る方法を協会が勧めている点も判断材料になります。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。