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資格・講習・登録制度の解説

プロジェクトマネジメント・スペシャリスト

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 7項目

PMSはどの団体の資格か

プロジェクトマネジメント・スペシャリスト(PMS)は、特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)が運営するP2M資格制度の資格です。P2M標準ガイドブックに記載されたプログラム&プロジェクトマネジメントを含む全般知識の習得を認定します。この記事の以前の版では、午前・午後・論文で構成される別の試験を説明していましたが、PMSの試験はそれとは形式も実施団体も異なります。

出題は「改訂4版 プログラム&プロジェクトマネジメント標準ガイドブック」に準拠しています。PMAJが独自に認定する民間資格です。

取得ルートは2つ

PMSを取得する方法は2つあります。1つ目はPMS資格試験を直接受ける方法で、受験資格の制限はありません。2つ目はPMSプログラム試験を受ける方法で、PMC資格登録者のほか、PMAJが同等と扱う資格の保有者が対象です。

同等と扱われる資格は、情報処理技術者(プロジェクトマネージャ)、技術士(総合技術監理部門)、ITコーディネータ、CCMJのコンストラクション・マネジャー、中小企業診断士、PMPです。これらの資格で受ける人は、予約前に認定番号を取得する必要があり、申込締切日の10日前までに資格証跡の画像をフォームで提出します。認定番号は1週間以内にメールで通知されます。

試験の形式と出題範囲

項目 PMS資格試験 PMSプログラム試験
方式 CBT・四肢択一 CBT・四肢択一
問題数・時間 100問・150分 50問・75分
主な範囲 プログラム22%、プロジェクト34%、事業戦略13%、事業経営基盤30%、概要1% プログラム44%、事業戦略26%、知識・情報資産やシステムズアプローチなど30%
受験料(税込) 39,270円 22,550円

PMS資格試験の基盤知識として、PMAJはプログラム、プログラム統合、プログラム戦略マネジメント、プロジェクトの立上げから終結とアジャイルプロジェクトマネジメント、戦略の策定と会計・ファイナンス、プロジェクト組織、人材、知識・情報資産、システムズアプローチ、デザイン思考を挙げています。プログラムは「複数プロジェクトが有機的に結合した価値創造事業」と定義され、運用の方向が明確な「オペレーション型」と、抽象的な戦略から具体化していく「戦略型」があると整理されています。

受験料には事務手数料(PMS資格試験770円、PMSプログラム試験550円)が含まれます。予約はCBTソリューションズ社の受験予約サイトで行います。

2026年度の日程

2026年度は両試験とも同じ3期です。6月期は申込4月1日から5月20日、試験6月1日から30日でした。10月期は申込が9月20日で締め切られ、試験は10月1日から31日に行われています。次の2027年2月期は、申込が2026年12月1日から2027年1月20日、試験が2月1日から28日です。

登録後の更新とCPU

合格後は登録料6,160円を納めて登録し、有効期間は3年です。更新料も6,160円です。PMS資格認定登録者は、原則として毎年CPU(継続学習ポイント)を申請します。3年間で48CPU以上(5年間で80CPU以上)を取得して申請登録した人に、PMAJから更新手続きの依頼が届きます。CPUの基準は「PMS資格継続学習基準」(第六版、2026年4月1日)に定められ、PMAJ主催のセミナーや例会などは通常1時間あたり2ポイントです。

CPU申請の依頼は、PMAJから対象者にメールで届きます。6月の試験に合格した人には9月頃、10月と2月の試験に合格した人には3月頃が目安です。申請にはCPU記録簿のほか、プロジェクト実務活動や講習会受講の記録様式を使います。

PMSを登録したうえで3年以上のプログラム・プロジェクト実務経験があれば、上位のPMQ資格試験(受験料55,000円)に進めます。

受験ルートの選び方

当サイトの提案:まず、PMC資格や表に挙げた同等資格を持っているかを確認してください。持っていればPMSプログラム試験のほうが問題数と受験料が少なく済みますが、同等資格で受ける場合は認定番号の取得に1週間ほどかかるため、締切日の10日前という提出期限を手帳に書き込んでおきます。どれも持っていない人はPMS資格試験を直接受けることになるので、2027年2月期に向けて12月1日からの申込期間に予約し、合格後に毎年のCPU申請ができる記録の残し方も合わせて決めておくと更新で慌てずに済みます。

参照資料と確認日

2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

日本プロジェクトマネジメント協会:2026年度PMS資格試験実施要領

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マサキ
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