サーティファイとはどんな会社か
株式会社サーティファイ(Certify Inc.)は、ビジネス能力や技能に関する認定試験の開発・主催・実施と、試験に対応した問題集の開発・販売を事業とする会社です。本社は東京都中央区日本橋茅場町にあり、新潟市に試験センターがあります。「サーティファイ関連資格」という名前の資格が1つあるわけではなく、同社が主催する複数の認定試験をまとめて呼ぶときの言い方です。いずれも民間の試験で、国家資格ではありません。
認定委員会ごとの試験の構成
サーティファイの試験は、分野ごとに設けられた認定委員会が主催・認定しています。会社概要ページに挙がっている委員会と主な試験は次のとおりです。
- 情報処理能力認定委員会:情報処理技術者能力認定試験、C言語・Java・Python・C#・JavaScriptの各プログラミング能力認定試験、ジュニア・プログラミング検定、AI検定など
- ソフトウェア活用能力認定委員会:Excel表計算処理技能、Word文書処理技能、Accessビジネスデータベース技能、PowerPointプレゼンテーション技能、Illustrator・Photoshopクリエイター能力の各認定試験
- Web利用・技術認定委員会:Webクリエイター能力認定試験、ネットマーケティング検定、SNSマーケティング検定
- ホテル実務能力認定委員会、コミュニケーション能力認定委員会、著作権検定委員会、コンプライアンス検定委員会
旧記事はC言語の試験を中心に説明していましたが、実際にはOffice系やクリエイター系、ホテル実務、著作権まで分野が広く、試験ごとに級の構成や形式が違います。
個人の受験方法は2種類
個人が受験する方法には、公開試験と随時試験があります。公開試験は、サーティファイ認定試験事務局が決めた日程で年1〜3回行われ、リモートWebテストによる在宅・在社受験です。申込は事務局が受け付け、受験料は銀行振込、コンビニ、クレジットカードから選べます。対象は情報処理技術者能力認定試験、各プログラミング能力認定試験、AI検定、Excel、Word、Webクリエイター、ビジネス著作権検定などです。
随時試験は、各認定委員会が認めた全国の試験会場で、会場ごとの日程で行われます。対象はExcel、Word、Access、PowerPoint、Illustrator、Photoshop、Webクリエイター、ジュニア・プログラミング検定などで、申込と支払いは受験を希望する会場に直接行います。会場は公式サイトの随時試験会場検索で探せます。学校や企業は、団体受験の制度を使って自分たちで試験日を決めることもできます。
近くに随時試験の会場がない人や、学校・会社で受けたい人に向けては、団体受験の制度があります。公式ページが挙げる利点は、受験料の優遇、学び慣れた環境での受験、試験日程を自由に決められることの3つです。資料を請求できるのは、高校・大学・専門学校・職業訓練校の教職員、企業の経営者や人事・研修担当者、公的機関の管理職や指導員などに限られています。個人で団体受験を使いたい場合は、こうした担当者に依頼する必要があります。
受験料と合格率の例
受験料は試験と級で異なります。情報処理能力認定委員会の例では、情報処理技術者能力認定試験の3級が5,700円、2級(第1部・第2部)が6,500円、1級が7,200円です。C言語プログラミング能力認定試験は3級5,700円、2級6,900円、1級8,300円です。いずれも税込です。
合格率は試験ごとに公表されています。2025年度の平均合格率は、情報処理技術者能力認定試験が62.6%、C言語プログラミング能力認定試験が70.9%です。旧記事にあった古い年度の数値や、出典の分からない推計は削除しました。合格者にはオープンバッジとデジタル認定証明書が発行されます。
試験を選ぶときの進め方
当サイトの提案:最初に、証明したい技能が情報処理、Office操作、Web、接客、著作権のどれに当たるかを決め、その分野の認定委員会のページを開いてください。次に、目当ての試験が公開試験と随時試験のどちらで受けられるかを確認します。自宅で受けたいなら公開試験の申込期間を、早く受けたいなら近くの随時試験会場を調べます。そのうえで各試験の試験概要で級ごとの認定基準と受験料を比べ、どの級から受けるかを決めると、無駄な受験を避けられます。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。