日本茶インストラクターとは
日本茶インストラクターは、NPO法人日本茶インストラクター協会が認定する民間資格です。協会は、日本茶について中級レベルの知識と技能を持つ人を認定する資格と位置づけています。協会の初級資格である日本茶アドバイザーを持っていなくても受験できます。
協会が紹介している活動の例は、日本茶教室の開催、学校やカルチャースクールでの講師、日本茶カフェのプロデュースなどです。
2026年度の試験日程
2026年度の第一次試験は11月8日の12時30分受付開始、16時30分終了です。第二次試験は2027年1月31日で、第一次試験の合格者だけが受験します。受験申込の受付は9月1日から9月30日まで必着で、すでに締め切られています。
受験票は10月下旬に郵送され、第一次試験の合格発表は11月下旬、最終合格者の発表は2027年2月中旬です。最終合格者の資格認定日は2027年4月1日になります。
受験資格と受験料
受験資格は、2027年4月1日時点で18歳以上であることです。2026年度の要項には、年齢要件を18歳以上に引き下げたと明記されています。協会の通信講座は学習のために勧められていますが、受講しなくても受験できます。
受験料は22,000円です。第一次試験に合格した人は次回以降の第一次試験が免除され、その場合の受験料は11,000円です。受験料を振り込んだうえで、6か月以内に撮影した顔写真を貼った受験申込書を郵送して申し込みます。受験料の振込だけでは申込にならず、締切日以降は受験料の返金や次回への振替はできないと要項に書かれています。
試験の内容
第一次試験は筆記で、マークシートによる五肢択一方式です。出題分野は茶の歴史、茶業のあらまし、茶の栽培、茶の製造法、茶の利用、茶の化学、茶の品質審査と鑑定、茶の健康科学、茶の淹れ方、伝え方の基本です。
第二次試験は実技で、茶鑑定試験と口述試験を行います。第一次試験は札幌・東京・静岡・名古屋・京都・福岡・鹿児島、第二次試験は札幌を除く6都市で行う予定です。札幌で第一次試験を受けた人の第二次試験会場は原則として東京になり、合格者数によっては設置されない会場もあります。
日本茶アドバイザーとの違い
同じ協会の日本茶アドバイザーは初級資格で、2026年度の試験は日本茶インストラクターの第一次試験と同じ11月8日の午前に行われます。アドバイザー試験はマークシートによる正誤方式の筆記だけで、受験には協会指定のWEB講習の視聴が必要です。インストラクターは筆記が五肢択一になり、さらに実技の第二次試験があります。筆記の出題分野は、両試験とも茶の歴史から伝え方の基本までの同じ10項目です。
受験者の傾向
協会の受験データによると、これまでの受験者は1万3,000人以上で、平均年齢は37歳です。都道府県別では静岡県が最も多く、東京都が続きます。協会は近年の合格率を約35%と公表しています。
受験を考える人へ
当サイトの提案:次の受験は2027年度になるため、まず例年7月初旬に掲載される要項を確認し、9月の申込期間を予定に入れてください。第二次試験の茶鑑定と口述は筆記と準備の仕方が違うので、第一次試験の出題分野を学ぶ段階から、実際に茶を淹れて外観や香り、味を言葉で説明する練習を並行するとよいでしょう。第二次試験の会場は第一次試験の会場で決まるため、申込時の試験地選びにも注意してください。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。