TestDaFとはどんな試験か
TestDaFは、ドイツ語を外国語として学んだ人が、ドイツの大学で学ぶのに十分なドイツ語力を持っているかを測る試験です。開発と運営はドイツの非営利団体g.a.s.t.とTestDaF-Institutが行い、世界の多くの国の試験センターで受験できます。公式サイトでは、TestDaFの証明書はすべてのドイツの大学で認められていると説明しています。
出題のテーマは大学での学習に直結した内容です。講義の要点をメモする、ゼミでほかの学生の発表に意見を述べるといった、大学生活で求められる場面が題材になります。日本の資格とは制度が異なる、ドイツの大学入学用の語学試験です。
デジタル版の構成
| 試験パート | 課題数 | 時間の目安 |
|---|---|---|
| 読む(Lesen) | 7課題・34問 | 約55分 |
| 聞く(Hören) | 7課題・30問 | 約40分 |
| 書く(Schreiben) | 2課題 | 約60分 |
| 話す(Sprechen) | 7課題 | 約35分 |
時間や課題数はパートごとに変わる場合がありますが、受験者全員が同じ長さの試験を受けます。紙で受ける版もあり、構成は公式サイトで別に説明されています。
評価の仕組みと大学入学の要件
各パートの結果は0〜20点の共通スケールに換算され、合計は最大80点です。点数はTestDaF-Niveau(TDN)に対応づけられ、16〜20点がTDN 5、10〜15点がTDN 4、5〜9点がTDN 3、それ未満は「TDN 3未満」です。試験規則では、すべてのパートでTDN 4以上を取ると、すべての課程への無制限の入学に必要な語学力の証明になるとしています。大学によっては、特定の課程に低い要件を定める場合もあります。
結果が出るまでの期間は、紙の版が通常6週間、デジタル版が約3週間です。大学の出願締切に結果が間に合う試験日を選ぶ必要があります。
日本での受験
ゲーテ・インスティトゥート東京は、自館がTestDaFの認定試験センターであり、年間を通じて複数の試験日程を提供していると案内しています。申込はTestDaFの公式サイトから各自で手続きします。ゲーテ・インスティトゥートの受講生向け割引コードなどの対象からTestDaFは外れています。
ゲーテ・インスティトゥート東京の2026年4〜9月の試験日程表では、デジタル版TestDaFが2026年4月21日と6月11日に東京校で実施され、申込期間はそれぞれ1月5日から4月10日、1月5日から5月29日まででした。受験料はどちらも210ユーロです。2026年10月以降の東京の実施日と申込期間は、確認日時点で公式資料から確かめられませんでした。試験規則によると、試験日と申込期間はTestDaF-Institutが決め、試験料の額はg.a.s.t.が定めます。受験の条件は試験料を支払うことで、再受験の回数に制限はありません。
受験を決める前に
当サイトの提案:まず志望する大学と課程の募集要項で、TestDaFでTDN 4がいくつ必要か、DSHなど他の証明でもよいかを確認しましょう。次にTestDaFの公式サイトで東京の次回日程と申込期間を確認し、出願締切から逆算して、結果が出るまでの3〜6週間を見込んだ回を選びます。受験料はユーロ建てのため、カード会社の換算レートで円の負担額が変わる点も見込んでおくと安心です。
参照資料と確認日
2026年10月8日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。