西検の実施団体と位置づけ
スペイン語技能検定は、公益財団法人日本スペイン協会が実施する文部科学省後援の検定です。協会は1973年にスペイン語検定を始め、2022年度に100回目の実施を迎えました。国家資格ではありませんが、留学時の証明、大学の単位認定、通訳・翻訳業務の能力証明、採用試験などで使われていると協会は説明しています。
級は1級から6級までの6段階です。1級合格者は全国通訳案内士試験の外国語筆記試験が免除されます。協会はCEFRとの対応を示しており、1級はC1〜C2にあたるとしています。
上位級の試験形式と合格基準
1級は冬季だけに実施されます。一次試験はリスニングを含む筆記試験で、解答はマークシート式です。一次試験の合格者だけが二次試験の面接に進み、面接官とスペイン語で質疑応答を行います。試験時間は一次が80分、二次が15分で、100点満点の80%以上が合格の目安です。
2級も一次の筆記と二次の面接で構成され、試験時間は一次70分、二次15分、合格の目安は70%以上です。2級は語彙数約3,500語を目安とし、スペイン語を4年以上学び、スペイン語圏で1年程度の留学経験がある方を想定しています。3級から6級は一次試験だけで判定されます。
2026年度の日程と申込
2026年度冬季は、一次試験が12月13日(日)に1級から6級まで、二次試験が2027年1月24日(日)に1級と2級で行われます。申込期間は9月16日12時から10月20日23時59分までです。期間中でも、定員に達した会場や級から受付が終わります。夏季は6月28日に一次試験が行われ、すでに終了しています。
申込はオンラインのみで、級ごとに別々に申し込みます。支払いはクレジットカードかコンビニ決済で、決済手数料は別にかかります。
| 級 | 検定料(税込) |
|---|---|
| 1級 | 16,720円 |
| 2級 | 13,970円 |
| 3級 | 11,000円 |
| 4級 | 8,250円 |
| 5級 | 6,930円 |
| 6級 | 5,830円 |
会場と当日の注意
一次試験の会場は、北海道、青森、仙台、東京、新潟、金沢、山梨、静岡、名古屋、大阪、神戸、広島、高松、福岡、宮崎、沖縄の16か所です。松山会場は会場の確保が難しく、高松会場に変更されました。1級と2級は東京・名古屋・大阪だけで実施され、3級は青森と宮崎では実施されません。二次試験は東京・名古屋・大阪で行い、会場と面接時間は一次試験の結果通知で指定されます。
試験開始から15分を過ぎると、理由にかかわらず入室できず、返金や振替もありません。
級の選び方と準備
当サイトの提案:協会のサイトで各級のサンプル問題とリスニング音声を確認し、無理なく解ける級とひとつ上の級を比べて受験級を決めましょう。1級や2級を受ける方は、受けられる会場が限られるため、申込の前に移動手段と二次試験の日程を確保しておくと安心です。
参照資料と確認日
2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。