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簿記3級・FP3級・ITパスポート比較|申込ルートと総費用

最初の資格を選ぶなら、勉強したことを何に使いたいかを一つ決め、そのための準備と費用を比べてみてください。ここでは日商簿記3級のネット試験、日本FP協会のFP3級、ITパスポートの通常CBTを、同じ確認項目で比較します。

2026年9月28日に公式案内を確認。試験の事実と、当サイトが提案する選び方・予算例を分けて記載しています。

先に「解決したいこと」を一つ選ぶ

以下は試験の優劣を示す順位ではなく、出題範囲を日常の使い道に置き換えた当サイトの提案です。応募先や勤務先から資格・級を指定されている場合は、その条件を先に満たしてください。

目的から選ぶ最初の候補(横にスクロールできます)
今、分かるようになりたいこと 候補 その資格だけでは足りないこと
売上が増えたのに現金が増えない理由を、帳簿から説明したい 日商簿記3級 自社の会計ソフトの操作や社内ルールは別に練習する。
家計の見直しで、保険・税金・年金のどこを調べればよいか整理したい FP3級 個別の契約や申請に使う条件は、その時点の資料で確認する。
IT担当者との打ち合わせで、権限・バックアップ・クラウドなどの話を理解したい ITパスポート 実際の設定変更や開発には、製品の操作・実装の練習が必要。

簿記は会社の取引、FPは家計に関わる制度、ITパスポートは業務とITの基礎が比較の軸です。不動産取引の仕事で資格を使うことが目的なら、宅建の試験と登録・取引士証の条件も確認してください。

受験条件・当日の拘束時間・合格後を比較する

今回比較する3つの試験区分(横にスクロールできます)
項目 日商簿記3級 FP3級 ITパスポート
比較の対象 ネット試験・個人申込 日本FP協会・実技は資産設計提案業務・個人申請 通常のCBT試験・個人申込
申込前の条件 受験資格の制限なし。ネット試験も指定会場で受験する。 FP業務に従事している、または従事しようとしている人が対象。一部合格を使うときは免除期限と実技科目を確認。 初学者も候補にできる。指定会場の空席、申込情報と本人確認書類を確認。
試験・準備 商業簿記。試験は60分。仕訳・集計に加え、画面を見ながら入力する練習も行う。 学科90分・実技60分。両方が必要。知識の確認と事例から条件を読み取る練習を分ける。 120分・100問。経営、IT管理、IT技術を広く学ぶ。プログラムの制作実績とは分けて考える。
合格後の行動 試験後のスコアレポートで結果を確認。合格者は二次元コードからデジタル合格証を保存する。 正式な合格発表を確認し、両方に合格した人は合格証書を受領。一部合格の人は免除期限を控える。AFP・CFP認定とは別の制度。 結果レポートだけで手続きを終えず、正式な合格発表を確認して合格証書を受け取る。

出典:日本商工会議所:ネット試験の受験方法・費用/CBT-Solutions:日商簿記の受験条件・申込/日本FP協会:試験要綱・一部免除/IPA:ITパスポート試験の概要/IPA:利用者登録から合格証書受領まで。確認日:2026年9月28日。

試験時間に受付・移動・待ち時間は含まれません。FPの学科と実技を同日に予約するなら開始・終了時刻の重複を確認し、別日にするなら2日分の移動を予定へ入れます。受験日が選べる方式でも、会場の空席や休止期間によって予定は変わります。

受験料だけでなく、支払手数料まで比べる

日商簿記3級:申込方法別の費用(横にスクロールできます)
申込方法 受験料・受検手数料 事務・払込手数料 申込費用の合計
ネット申込 3,300円 550円 3,850円
会場へ直接問い合わせて申込 3,300円 会場指定額(未確定) 手数料を確認して計算

出典:日本商工会議所:ネット試験の受験方法・費用。確認日:2026年9月28日。

FP3級:申込方法別の費用(横にスクロールできます)
申込方法 受験料・受検手数料 事務・払込手数料 申込費用の合計
学科・実技をまとめて申請/カード払い 8,000円 107円 8,107円
学科・実技を別々に申請/カード払い 8,000円 108円 8,108円
学科・実技をまとめて申請/コンビニ・Pay-easy 8,000円 168円 8,168円
学科・実技を別々に申請/コンビニ・Pay-easy 8,000円 336円 8,336円
一部免除を申請し、残る1科目のみ/カード払い(免除が有効な場合) 4,000円 54円 4,054円
一部免除を申請し、残る1科目のみ/コンビニ・Pay-easy(免除が有効な場合) 4,000円 168円 4,168円

出典:CBT-Solutions:日本FP協会の受検・決済手数料。確認日:2026年9月28日。

ITパスポート:申込方法別の費用(横にスクロールできます)
申込方法 受験料・受検手数料 事務・払込手数料 申込費用の合計
クレジットカード払い 7,500円 0円 7,500円
コンビニ払い 7,500円 187円 7,687円

出典:IPA:ITパスポート受験申込手順・支払い。確認日:2026年9月28日。

簿記・ITパスポートの受験料と各決済手数料は税込、FPの受検手数料は非課税です。FPを別々に払う場合の手数料は、1科目分を2回足しています。カード払いではまとめて払う場合との差は1円です。1円の差よりも、学科と実技をいつ受けると準備しやすいか、移動が何回必要かで決めるのが実用的です。

同じ予算条件で、自分の出費を見積もる

比較のために、これから買う教材を3,000円、道具の購入を0円、交通費を全日程の合計1,000円と仮定します。これは当サイトの計算例であり、教材の相場、実測平均、合格に必要な支出を示すものではありません。

仮の予算を加えた1回分の計算例(横にスクロールできます)
試験・申込方法 計算 予定予算
簿記3級・ネット申込 3,300+550+3,000+0+1,000 7,850円
FP3級・学科実技をまとめてカード払い 8,000+107+3,000+0+1,000 12,107円
ITパスポート・カード払い 7,500+0+3,000+0+1,000 11,500円

簿記の電卓を新しく買うならその金額を足します。FPを別日に受けて交通費が合計2,000円になるなら、例の12,107円を13,107円に直します。一部合格が有効な人のFP予算は、これから受ける1科目分から計算し、以前に払った費用と分けてください。

自分の条件で準備する

申込ルートと、これから必要な予算

簿記3級・FP3級・ITパスポートの公式費用に、自分の教材・道具・交通費を加えます。確認日:2026-09-28。

今回の受験に必要な予算を計算します。一部免除の場合は残る科目だけが対象です。過去に支払った受験料、再受験、上位資格、AFP・CFPの登録・維持費は含みません。

申込方法ごとの料金表・計算式を見る
受験料+事務・払込手数料。教材・道具・交通費は別
資格申込方法申込費用
日商簿記3級ネット申込3,300円+550円=3,850円 出典
日商簿記3級会場へ直接問い合わせて申込3,300円+会場指定手数料(未確定) 出典
FP3級学科・実技をまとめて申請/カード払い8,000円+107円=8,107円 出典
FP3級学科・実技を別々に申請/カード払い8,000円+108円=8,108円 出典
FP3級学科・実技をまとめて申請/コンビニ・Pay-easy8,000円+168円=8,168円 出典
FP3級学科・実技を別々に申請/コンビニ・Pay-easy8,000円+336円=8,336円 出典
FP3級一部免除を申請し、残る1科目のみ/カード払い(有効な免除が前提)4,000円+54円=4,054円 出典
FP3級一部免除を申請し、残る1科目のみ/コンビニ・Pay-easy(有効な免除が前提)4,000円+168円=4,168円 出典
ITパスポートクレジットカード払い7,500円+0円=7,500円 出典
ITパスポートコンビニ払い7,500円+187円=7,687円 出典

計算式:上表の申込費用+これから買う教材・講座+道具+予定する全往復の交通・宿泊費。FPを別々に決済する場合の手数料は、1科目の手数料を2回分加算しています。

FPの一部合格がある場合は、この順で確認する

  1. 合格したのが学科か実技か、級、実施機関、実技科目を一部合格証で確認する。
  2. 免除期限を確認する。一部合格による期限は、合格した試験実施日の翌々年度末。予定する試験日が期限内か照合する。
  3. 日本FP協会で受ける場合、学科の一部合格は金財の合格も対象となる一方、実技免除は「資産設計提案業務」の合格が対象であることを確認する。
  4. 申込時に免除を申請し、残る科目を選ぶ。条件が不明なら一科目分の金額だけで予算を決めず、申込先に確認する。

出典:日本FP協会:試験要綱・一部免除。確認日:2026年9月28日。

たとえば「学科は合格済みで、今回の実技受検日に免除が有効」と確認できた人なら、カード払いの申込費用は4,054円です。一方で、金財の実技に合格したからといって、日本FP協会の実技を自動的に省けるとは扱いません。実施機関を変える前に、受検する科目を確定してください。

申し込む前に、30分だけ試してみる

次の課題は当サイトが作成した学習例です。公式試験問題でも適性・合格可能性の判定でもありません。「その内容を自分は使いたいか」を考える材料にしてください。

最初の30分で作るもの(横にスクロールできます)
候補 自作の練習課題 できたか確かめる観点
簿記3級 架空の店が商品を現金1,000円で仕入れ、後日1,500円で掛け売りし、さらに後日回収した例を、取引ごとに仕訳する。 売上を記録する日と現金が入る日を区別できるか。残高の動きを説明できるか。
FP3級 架空の世帯について、月の収入・固定費・加入している制度・今後の支出を表にし、調べたいことを3つ書く。 保険・税・年金など、どの分野の資料を調べるか分けられるか。個人情報は使わない。
ITパスポート 架空の職場が外部の人とファイルを共有する場面を考え、閲覧できる人、更新する人、バックアップの置き場所を書き出す。 権限を広げ過ぎた場合とバックアップがない場合の問題を、それぞれ説明できるか。

分からなかった箇所を一つ選んで教材で調べ、もう一度自分の言葉で説明します。この作業が、使いたい場面につながっている候補から学習を始める方法を提案します。「30分で解けなかったから不向き」とは判断しません。

決めた後に残す、4行の準備メモ

  1. 目的:取得後に説明できるようになりたいことを一つ書く。
  2. 申込:試験区分、申込先、受験日候補、免除の有無を書く。
  3. 予算:申込費用、教材・道具、全往復の交通費を分けて書く。
  4. 予定:今週の学習枠と、最初に取り組む練習課題を一つ書く。

使える時間から週間学習計画を作る/簿記の準備を詳しく見る/FPの受検条件を詳しく見る/ITパスポートの準備を詳しく見る

マサキ
マサキ
編集・分析担当
資格の受験条件・費用・試験情報を整理し、資格選びと学習計画の判断材料を提供しています。記事ごとに公式案内や参照資料を確認し、確認済みの範囲を本文に記載します。2026年9月から既存記事を順次点検しています。編集方法と情報の取り扱いは運営方針をご覧ください。