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資格・講習・登録制度の解説

専門調理師

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 5項目

専門調理師とはどんな資格か

専門調理師は、調理技術技能評価試験に合格した人に与えられる称号です。この試験は昭和57年に始まった国家試験で、調理師法第8条の3にもとづく調理技術の審査と、職業能力開発促進法にもとづく技能検定の「調理」職種を兼ねています。合格すると厚生労働大臣から「専門調理師・調理技能士」の称号が与えられ、証書が交付されます。調理師養成施設(調理師学校)の教員資格も得られます。

試験は、厚生労働大臣の指定を受けた公益社団法人調理技術技能センターが実施しています。旧記事は、食品学や栄養学など6科目の筆記試験と合格率60%以上という情報を載せていましたが、これは都道府県が行う調理師試験についての説明で、専門調理師の試験とは別のものです。

受験資格

受験するには、調理師免許を持ち、決められた施設や営業で調理業務に従事した実務経験が必要です。どの経路でも、実務経験年数のうち調理師免許を持っていた期間が3年以上必要です。

区分 必要な実務経験年数
実務経験のみ 8年以上
厚生労働大臣が指定する調理師養成施設で1年以上学んで卒業した人 6年以上
調理に関する職業訓練(専門課程の高度職業訓練または普通課程の普通職業訓練)の修了者 7年以上

実務経験として認められるのは、給食施設や飲食店、魚介類販売業、そうざい製造業などで直接調理に従事した期間です。パートやアルバイトは、原則として週4日以上かつ1日6時間以上、継続して調理に従事している場合に限られます。接客や配達、食器洗浄、喫茶店営業のみの施設での勤務、ケーキやパン製造が中心の業務、外国の飲食店での勤務は認められません。

試験の内容と合格基準

料理区分は、すし料理、中国料理、給食用特殊料理、日本料理、西洋料理、麺料理の6つです。前期と後期でそれぞれ1つの料理区分だけを受けられます。

実技試験は、料理区分ごとに決められた料理を作ります。たとえば日本料理では小鯛の姿造りやあなごの八幡巻き、麺料理ではそばかうどんの手もみ作業などが課題になっています。採点は減点法で、満点の60%以上で合格です。学科試験は全区分共通の40問(食品衛生と公衆衛生、食品と栄養、関係法規、安全衛生)と、料理区分別の20問(調理一般、調理法、材料)で構成されます。真偽法で、正答数から誤答数を引いた数が問題数の50%以上なら合格です。過去の学科試験合格者や、調理師養成施設の卒業者で技術考査に合格した人などは、学科試験が免除されます。30歳以上で調理の実務経験が10年以上の調理師が、厚生労働省の定める調理師熟練者講習を修了した場合も免除の対象です。過去に調理技術審査や技能検定の実技試験に合格した人は、合格した料理区分の実技試験が免除されます。

令和8年度の日程と手数料

項目 前期(すし・中国・給食用特殊) 後期(日本・西洋・麺)
申請受付 4月6日〜5月8日 9月1日〜10月2日
実技試験 8月1日〜8月21日の指定日 2027年1月16日〜2月7日の指定日
学科試験 8月5日 2027年1月17日
合格発表 9月30日 2027年3月31日

確認日の時点で、前期試験は合格発表まで終わり、後期試験の申請受付も10月2日で締め切られています。受験手数料は実技と学科の両方を受ける場合37,800円、実技のみ28,900円、学科のみ8,900円です。

当サイトの提案:受験を考えている人は、まず自分の調理師免許の取得日と、実務経験の期間を勤務先ごとに書き出し、免許保有3年以上を含めて必要年数に届いているかを確かめてください。次に、受けたい料理区分が前期か後期かを確認し、令和9年度の受験案内が出たら、実務経験の証明にどの書類が必要かを確かめ、早めに勤務先へ相談します。実技は公表される課題が料理区分ごとに決まっているので、センターが公開している過去の実技・学科問題で課題の形式を確認しておくとよいでしょう。

参照資料と確認日

2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

調理技術技能センター:調理技術技能評価試験の概要

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マサキ
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