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資格・講習・登録制度の解説

地理情報標準認定資格

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 6項目

地理情報標準認定資格とは

地理情報標準は、地理空間情報を作成・管理・交換するための標準規格で、国際規格のISO 19100シリーズ、JIS X 7100シリーズ、JPGISを含みます。地理情報標準認定資格は、これらの知識と技能が一定水準以上であることを講習と試験で確かめ、初級技術者・中級技術者・上級技術者の3区分で認定する資格です。認定と登録は公益財団法人日本測量調査技術協会が行っています。

以前の記事は、測量法に基づく国家資格の測量士補の試験内容を説明していました。測量士・測量士補の試験と登録は国土地理院が扱う別の制度で、地理情報標準認定資格の試験とは関係がありません。

協会の案内によると、この資格は2014年7月25日付で、国土地理院の請負測量業務の競争入札に使う測量技術者の認定資格に登録されました。国土地理院の登録一覧では、基準点測量や写真測量などの業務区分で、上級技術者がA、中級技術者がB、初級技術者がCに位置づけられています。

区分ごとの受験資格と試験

区分 受験資格 2026年の試験
初級技術者 制限なし。所定の講習の修了が必要 CBT、多肢択一30問、60分
中級技術者 実務経験5年以上(初級合格者は2年以上)で、測量士補、情報処理技術者(レベル2以上)、技術士補などのいずれか。講習の修了が必要 多肢択一20問と記述・作図3問、計120分
上級技術者 実務経験7年以上で、中級合格者かつ測量士、情報処理技術者(レベル4)、技術士などのいずれか 論述式3問から2問を解答、180分

初級は、地理情報標準の概要、応用スキーマ、品質の考え方と評価方法、メタデータ、製品仕様書を3時間以上のeラーニングで学び、CBTテストセンターで受験します。中級はeラーニングの後に2日間の対面講習があり、2日目に試験を受けます。実務経験年数には、修士・博士課程の在学期間を2年まで算入できます。

中級の講習は、一般地物モデルと応用スキーマ、空間スキーマ、時間スキーマ、品質要求、被覆、地理識別子、XML・GMLによる符号化を扱い、対面講習ではUMLクラス図や製品仕様書の演習を行います。試験は多肢択一の応用1で基準を満たした人だけが、製品仕様書を書く記述式の応用2の採点対象になります。上級は講習がなく、地理情報標準に準拠したデータの取得・管理や、サービスの構築・運用に関する論述を600字詰め原稿用紙6枚に書きます。

過去に同じ級を受験した人や、協会と全測連の有料セミナー、国土交通大学校の関連研修などを受講した人は、講習の受講免除を申請できます。免除されると初級は受験料7,700円だけで受験できます。

2026年の日程と費用

2026年の初級は4月15日〜5月20日に申込を受け付け、6月1日〜7月3日の講習の後、7月4日〜12日にCBTで実施されました。上級は5月31日に東京で実施済みです。中級は7月14日〜8月18日の申込で締め切られ、9月1日〜10月20日のeラーニングを経て、10月30日・31日に東京と大阪で対面講習、31日に試験があります。合否は11月下旬に通知されます。

初級の受験料は税込7,700円で、講習受講料が税込16,500円かかるため、初めての人の合計は24,200円です。学生は受講料1,100円、受験料5,500円の割引があります。中級は受講料55,000円と受験料11,000円、上級は受験料33,000円です(いずれも税込)。

合格後の登録と更新

試験に合格しただけでは資格は付与されません。合格証書を受け取った人が地理情報標準認定資格者名簿への登録を申請し、登録証書が発行されることで正式に資格者になります。登録料は全区分共通で税込6,600円です。登録した資格は合格した年度から5年目の年度末まで有効で、5年ごとにeラーニングの更新講習を受けて更新します。登録更新料は税込11,000円です。

受験を考える人へ

当サイトの提案:地理情報標準に初めて触れる人は、初級から始めるのが現実的です。2027年の初級を受けるなら、2026年の申込が4月15日に始まったことを目安に、春先に協会のサイトで新しい案内を確認してください。測量業務の入札で技術者として申告したい人は、勤務先が入札で使う業務区分と、A・B・Cのどの区分が必要かを先に確かめ、目標の級を決めると準備の順番がはっきりします。

参照資料と確認日

2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

公益財団法人日本測量調査技術協会:地理情報標準認定資格について

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マサキ
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資格の受験条件・費用・試験情報を整理し、資格選びと学習計画の判断材料を提供しています。記事ごとに公式案内や参照資料を確認し、確認済みの範囲を本文に記載します。2026年9月から既存記事を順次点検しています。編集方法と情報の取り扱いは運営方針をご覧ください。