BATICとは?資格の概要
| 資格区分 | 民間資格 |
|---|---|
| 主管 | 東京商工会議所 |
| 試験日 | 年2回(7月下旬・12月中旬)※2022年11月第44回をもって終了 |
| 受験資格 | 受験資格の制限なし |
| 受験料 | 10,150円 |
国際会計検定(BATIC:Bookkeeping and Accounting Test for International Communication)は、東京商工会議所が主催した英語による会計検定試験。英語での会計取引の記帳から、国際会計理論(IFRSベース)の理解まで問われる内容で、Subject 1(財務会計)とSubject 2(管理会計・国際会計)の2科目構成だった。
2022年11月28日の第44回試験をもって廃止されており、現在新たに受験することはできない。検索クエリに「batic 代わり」が多いのはこのためで、後継として国際財務報告基準(IFRS)関連資格や英文簿記検定(米国公認会計士・USCPA)を検討するケースが多い。
こんな人におすすめ(過去取得者・代替資格検討者向け)
- 英文会計・IFRSの基礎を体系的に学びたい外資系・グローバル企業志望者(現在はUSCPAなどで代替)
- BATIC取得済みで履歴書・職務経歴書への記載可否を確認したい人
- 廃止前に取得した資格の評価水準を知りたい経理・財務担当者
- 会計×英語のダブルスキルを証明できる代替資格を探している人
難易度と勉強時間の目安
Subject 1単体は英文簿記の基礎が中心で、簿記2級程度の知識があれば比較的取り組みやすい水準だった。アカウンタントレベル(600点以上)到達を目標とした場合、Subject 1・2合計で150〜250時間程度が目安とされていた(個人差あり・推定)。
最上位のコントローラーレベル(800点以上)は国際会計基準の深い理解が必要で、英文財務諸表の読解・作成スキルが前提となる。日商簿記1級レベルの知識に加え、英語の読解力がないと対応が難しかった試験だった。
独学で合格できる?
廃止前の時点では、公式テキストと過去問を中心に独学で合格した受験者は一定数いた。試験形式が択一式+英語・記号による記述式のため、問題演習を繰り返すことで得点パターンをつかみやすい構造だった。
ただし現在は試験自体が終了しており、独学・通学を問わず新規受験は不可能。以下は廃止前に独学が機能しやすかった条件として参考情報として残す。
- 日商簿記2級以上を取得済みで会計の基礎知識がある
- 英検準1級・TOEICスコア700点以上など英語読解に支障がない
- 公式テキストと過去問で出題傾向を体系的につかめる人
- Subject 1から順に段階的に学習できる計画性がある人
取得後の年収・キャリア
BATIC取得者の年収は資格単体で決まるものではなく、勤務先・職種・保有する他の資格との組み合わせによる。外資系企業や国際業務を担う経理・財務職での活用事例が多く、日本の簿記資格に英語対応力を加算したポジション評価につながるケースがあった。年収の目安は一般的な経理職(450〜600万円程度)に準じると考えてよいが、これは業界の相場感であり個人差が大きい。
2022年に廃止されたため、今後の新規取得によるキャリア活用は不可能。現在英文会計・国際会計スキルを証明したい場合は、USCPA(米国公認会計士)・IFRS検定(ICAEW)・英文簿記(ロンドン商業会議所検定など)が代替として機能する。
おすすめのテキスト・通信講座
BATICは2022年に廃止済みのため、現在は公式テキストの重版・新刊は出ておらず、通信講座の新規受付も終了している。中古市場やフリマサイトで過去の公式テキスト(東京商工会議所刊)が流通している場合があるが、試験の受験目的では利用できない。
英文会計・国際会計の学習自体を継続したい場合は、USCPA予備校(TAC・資格の大原・アビタスなど)が提供する国際会計コースや、IFRSベースの市販テキストが代替リソースとして有効。学習目的に応じて、現行の資格試験と紐づいたテキストを選ぶことを推奨する。
基本情報・主管組織・受験資格・合格率などの事実情報は上記出典に基づきます。勉強時間・想定年収などは業界の一般的な目安として記載しており、個人差があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。