ブロック塀診断士

民間資格 難易度 ★★

ブロック塀診断士は、コンクリートブロック塀の安全性を診断・評価する専門知識を証明する民間資格。2018年の大阪府北部地震でブロック塀倒壊による死亡事故が社会問題化して以降、需要が高まっている。取得までの勉強時間は目安として50〜80時間程度、想定年収は建設・点検業務全体での目安として500万円前後。

合格率
勉強時間 目安
60h
受験料
想定年収 目安
500
独自指標 / コスパ指数 ※当サイト独自試算
58
収入A
難易度A
受験料B
算出: 想定年収÷勉強時間÷受験料の独自スコア

ブロック塀診断士とは?資格の概要

資格区分民間資格
受験資格特定の受験資格は設けられていない場合が多いが、建設・施工関連業務の実務経験者が主な受験層

ブロック塀診断士の試験概要と出題形式

  • 確認試験は四肢択一式20問、試験時間60分(16:00〜17:00)
  • テキスト持ち込み可のオープンブック形式で実施される
  • 講習は9:30〜16:00、その後すぐ確認試験に移行する1日完結型
  • 合格発表は約3週間後、協会公式ホームページで受講・受験番号により確認
  • 合否基準は、専門技術者として通常有すべき知識と技術水準

ブロック塀診断士の受講資格と対象者

  • 1・2級建築士が受講資格として認められる
  • 1・2級建築施工管理技士、1・2級土木施工管理技士も対象
  • 1・2級造園施工管理技士、1・2級エクステリアプランナーも対象
  • タイル・左官・ブロック技能士、建築コンクリートブロック工事士も対象
  • 上記いずれかの有資格者であることが受講の前提条件

ブロック塀診断士の講習カリキュラムと学習範囲

  • 講習1:ブロック塀診断士制度の概要と建築基準法等の法令知識
  • 講習2:コンクリートブロック塀の設計基準・JIS・JASS等の規格
  • 講習3:ブロック塀の経年劣化・地震被害のメカニズムと診断の前提知識
  • 講習4〜6:簡易診断・精密診断の実務手法と報告書・診断票の作成方法
  • 耐震改修促進法の内容も確認試験の範囲に含まれる

ブロック塀診断士の取得費用と資格の維持管理

  • 受講料41,800円(テキスト料・税込)+資格登録料8,800円(税込)、合計50,600円
  • 資格有効期限は5年で、期間満了前に更新登録が義務づけられている
  • 更新を怠ると資格が失効するため、取得後のスケジュール管理が重要

ブロック塀診断士の仕事内容と社会的役割

  • 既設ブロック塀の簡易診断・精密診断を実施し、危険箇所を判定する
  • 地震や経年劣化によるブロック塀の倒壊リスクを評価し、災害防止に貢献する
  • 診断結果を報告書・診断票にまとめ、所有者へ改修の必要性を伝える
  • 民法上、ブロック塀倒壊による被害は所有者に賠償責任が課される場合があり、診断需要は高まっている
  • リフォーム需要への対応や地域の安全・環境保持が主な業務領域

ブロック塀診断士が診る劣化サインと判断基準

  • 築20年以上のブロック塀は内部鉄筋の錆・セメント劣化が進みやすい
  • ひび割れ・傾き・鉄筋の露出・腐食が主な危険信号として挙げられる
  • 表面に異常が見えない場合でも、内部強度が建築基準法の基準を下回るケースがある
  • 震災時の転倒・倒壊は人的被害だけでなく、救急・物資輸送の妨げにもなる
  • 簡易診断と精密診断の2段階で危険度を判定する

ブロック塀診断士の資格の位置づけと活用シーン

  • 公的資格ではなく、社団法人日本建築ブロック・エクステリア工事業協会が認定する民間資格
  • 一級・二級建築士と並んでブロック塀調査の依頼先として認知されている
  • 全国に支部があり、地域ごとに相談・問い合わせ窓口が整備されている
  • 1998年4月に創設された、法制度と連動した専門資格

合格者の声(体験パターンから)

実際に合格した学習者の体験を、典型的なパターンに整理しました。個別の属性ではなく、学習スタイル・期間・行動の類型として参照してください。

典型的な合格パターン

講習受講一発受験型

想定プロフィール 建築コンクリートブロック工事士等の受講資格を持つ実務者
総学習時間 6時間前後
時間配分 当日6時間の講習を受けたのち、同日中に確認試験を受験
中心となる教材 受講料に含まれる公式テキスト
  • 講習で扱われた内容と試験の出題範囲が重なる部分を把握できると、後半の問題への取り組みやすさが変わってくる

学習中によく直面する壁

  • 法規問題の難しさ — 建築基準法をはじめとする法令関係の出題は、講習内容だけでは対処しきれないと感じやすい。テキスト参照可であっても、条文の番号や細部の知識が求められる場面では手が止まりやすい。
  • 試験後の答え合わせ手段の少なさ — ニッチな業界資格のため大手予備校の解答速報がなく、試験直後に正誤を確認できる手段がほぼない。合格発表まで約3週間、手応えが不明なまま待ち続けることになりやすい。

試験当日の場面と対処

  • テキスト参照可でも、探し方に迷って時間を消費してしまう — 講習中にテキストの構成を頭に入れておき、本番では確認用として絞って使う形が効率的とされる

合格後に振り返って気づくこと

  • 解答速報がほぼ存在しないため、合格発表まで自己採点ができず、結果を待つプロセス自体が独特のストレスになりやすい

勉強中・試験当日のリアルな声

テキスト持ち込み可って聞いてたのに、本番はどこを見ればいいかわからなくなってしまう
法規のあたりで手が止まって、60分がびっくりするくらい早く過ぎていく
テキストをめくりながら答えを確認してると、時間がどんどんなくなっていく
講習でやった話と試験の問題がズレてる気がしてきて、一気に焦ってくる
試験が終わってから答え合わせしようとしても、速報がどこにも見当たらなくてそわそわし続ける
合格発表まで3週間って長すぎて、気になってサイトを何度も開いてしまう
条文の番号とか細かい知識が多すぎて、講習中に全部頭に入れるのはきつくなってくる
ちゃんと講習を聞いてたつもりなのに、問題を見たらあれ?ってなってしまう
この資格の情報が少なすぎて、受験前は何を調べればいいかわからなくなる
会場で周りを見ると、同じようにテキストをパラパラめくってる人ばかりで少し笑ってしまう
1日ずっと講習を聞いてから試験って、後半は集中力が切れてきてやばいってなる
合格番号がサイトに出ているのを確認したとき、ようやくほっとできてくる

勉強中につまずきやすいポイント

試験後の答え合わせ不能による不安
法規問題への苦戦
テキスト参照可でも感じる焦り
合格発表までの長い待機
情報の少なさから来る手探り感
合格確認時の安堵
講習内容と試験のギャップ
📖 主な出典: (取得日: 2026年4月17日)

基本情報・主管組織・受験資格・合格率などの事実情報は上記出典に基づきます。勉強時間・想定年収などは業界の一般的な目安として記載しており、個人差があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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マサキ
マサキ
編集・分析担当
国家資格・民間資格あわせて1,300超の試験データを管理しながら、合格者ブログ・体験談・SNS投稿を日々読み込んでいます。公式統計だけでは見えない「実際の手応え」「つまずきポイント」を受験生視点で記事に落とし込むのが担当です。

一次情報は各試験実施機関の公式サイトと公的統計を基本とし、体験談ベースの記述は複数記事で裏付けが取れたものだけを採用。資格選びで遠回りや後悔をしない判断材料を提供することを目的にしています。
📌 掲載情報について: 本ページの数値・データは、各試験実施機関の公開情報、官公庁統計、Wikipedia等の一般情報源を元に編集しています。一部に推定値・編集部独自集計を含みます。受験申込・進路選択など重要な意思決定の前には、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。 最終更新: 2026年4月17日