CILSの場合はレベルで中上級とされるB2以上、CELIの場合はレベル3以上に合格している外国人は、イタリアの大学に入学する際に必要な語学試験が免除される。とは?資格の概要
| 資格区分 | 公的資格 |
|---|---|
| 主管 | CILS:シエナ外国人大学 / CELI:ペルージャ外国人大学 |
| 試験日 | 年複数回実施(機関・会場により異なる) |
| 受験資格 | 特になし(年齢・国籍不問) |
勉強時間と学習期間の目安
| 必要勉強時間(目安・中央値) | 約300時間 (幅: 50〜1000時間) |
|---|
※ CILSの各レベル別受講目安時間。B2(DUE)合格には250〜300時間が目安とされる
教材の選び方と定番の組み合わせ
学習者の間でよく使われている教材の傾向を整理しました。市販テキスト・問題集・通信講座はそれぞれ役割が異なるので、組み合わせ方が重要です。
| 教材 | 種別 |
|---|---|
| CILS公式過去問(シエナ外国人大学公式サイト配布) | PDF問題+MP3音声+解答付き無料ダウンロード教材 |
CILSとは何か——イタリア政府認定イタリア語検定の位置づけ
- シエナ外国人大学が実施するイタリア政府公認の語学検定
- イタリア外務省から正式に認定されており、国際的な通用性が高い
- CLIQ(Certificazione Lingua Italiana di Qualità)という相互互換制度の一員
- CILS・CELI・PLIDA・DITALSの4機関が同等の価値を持つ試験として扱われる
- 受験対象はイタリア国籍を持たない外国人および在外イタリア人・移民者
CILSの6レベル構成とCEFR対応——どのレベルを目指すべきか
- A1(基礎)〜C2(QUATTRO・最上級)まで6段階
- B1相当はUNO(中級)、B2相当はDUE(中上級)と呼ばれる
- DUE(B2)合格者はイタリアの大学入学時の語学試験が免除される
- C1相当はTRE(上級)、C2相当はQUATTRO(最上級)
- 各レベルはCEFRの基準に準拠しており、他機関の同レベル試験と同等とみなされる
CILSの試験科目と配点——5科目100点満点の構成を理解する
- 試験科目はリスニング・読解・文法・筆記・会話の5科目
- 各科目20点満点、合計100点満点
- 合格には各科目11点以上の取得が必要
- 1科目でも11点未満の場合、その科目のみ不合格となる
- 不合格科目は1年以内に単科で再受験できる
- 合格証に有効期限なし
DUE(B2)合格に必要な学習時間の目安
- DUE(B2)合格の目安はイタリア語授業を約250〜300時間受講したレベル
- UNO(B1)は約150時間、TRE(C1)は約400〜500時間が目安
- A1は50〜100時間、A2は100〜150時間と初歩段階は比較的短い
- 最上級C2は750〜1000時間と非常に長期の学習が必要
- 授業時間はあくまで目安であり、独学・集中度によって大きく変わる
CILSの受験資格と申込み方法
- 受験資格の制限なし——学歴・年齢・職業問わず誰でも申込める
- 上位レベルを受験する際に下位レベルの合格証提出は不要
- 学歴証書や学位証明書の提出も不要
- 日本国内でも受験可能
- イタリア文化会館東京で受験できる機関がある
CILSの無料公式過去問を活用した学習法
- シエナ外国人大学の公式CILSページから全レベルの過去問をダウンロード可能
- 試験問題はPDF形式、リスニング音声はMP3形式で提供
- 解答も付属しているため独学での対策が可能
- 本番と同じ形式で5科目すべての問題を確認できる
- 出題傾向・語彙レベル・時間配分の把握に最適
CLIQとは——4機関の試験が「同等」とみなされる相互互換制度
- CLIQはCertificazione Lingua Italiana di Qualitàの略称
- ペルージャ外国人大学・シエナ外国人大学・ローマ・トレ大学・ダンテ・アリギエーリ協会の4機関が参加
- 同じCEFRレベルであれば異なる機関の試験は同等の価値を持つと認められる
- イタリア国外のイタリア文化会館と連携して試験が実施されることもある
- 大学入学や就職など利用目的によって受験機関を選ぶことができる
CILSがイタリア大学入学や就職で使われる場面
- DUE(B2)以上の合格証でイタリアの多くの大学入学時の語学試験が免除される
- ボローニャ大学医学部を含む複数の大学がCLIQ系試験を公式に認定
- 外国人雇用の際にDUE(B2)合格証の提出を求める企業もある
- イタリア外務省の公式認定を受けているため国際的な証明力がある
- 合格証に有効期限がないため長期にわたって活用できる
合格者の声(体験パターンから)
実際に合格した学習者の体験を、典型的なパターンに整理しました。個別の属性ではなく、学習スタイル・期間・行動の類型として参照してください。
典型的な合格パターン
B2(DUE)到達・大学入試免除型
| 想定プロフィール | イタリアの大学進学を目指す外国籍学習者 |
|---|---|
| 時間配分 | 具体的な学習スケジュールの情報なし |
| 中心となる教材 | CILS公式過去問(PDF・MP3音声データ、公式サイトより配布) |
- 5科目それぞれに合格ラインが設けられており、不合格科目のみ1年以内に再受験できる部分合格制度が、段階的な達成の設計を可能にする
よくある失敗・落とし穴
独学や短期合格を目指す際に陥りやすい典型的な失敗パターンです。事前に把握しておくことで回避できます。
- 科目別合格制度を知らずに再受験計画を誤る — CILSは科目ごとに合否が判定され、不合格科目のみ1年以内に再受験できる。この仕組みを知らないと全科目を再受験してしまう
📖 主な出典:
基本情報・主管組織・受験資格・合格率などの事実情報は上記出典に基づきます。勉強時間・想定年収などは業界の一般的な目安として記載しており、個人差があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
広告枠(インアーティクル)
関連資格・比較
📌 掲載情報について:
本ページの数値・データは、各試験実施機関の公開情報、官公庁統計、Wikipedia等の一般情報源を元に編集しています。一部に推定値・編集部独自集計を含みます。受験申込・進路選択など重要な意思決定の前には、必ずCILS:シエナ外国人大学 / CELI:ペルージャ外国人大学の公式サイトで最新情報をご確認ください。
最終更新: 2026年4月25日