どんな検定か
福祉住環境コーディネーター検定試験は、東京商工会議所が主催する検定試験です。東京商工会議所は、福祉住環境コーディネーターを高齢者や障がい者に住みやすい住環境を提案するアドバイザーと説明しています。医療・福祉・建築の知識を持ち、各専門職と連携しながら住宅改修プランを示したり、福祉用具や施策の情報を伝えたりする役割です。
法律で業務や名称が定められた国家資格には当たりません。合格すると、東京商工会議所が定める称号を名刺などに記載できます。介護職、住宅の営業や設計、リフォーム業などで、知識を示す目的で受験する人が多い検定です。
級ごとの内容と合格基準
3級は、福祉と住環境に関する基礎知識を問います。出題範囲は3級公式テキスト改訂7版の内容と、それを理解した上での応用力です。2級は3級の範囲に加えて2級公式テキスト改訂7版の範囲を扱い、介護・医療・福祉・建築・福祉用具の知識を使って、各専門職と連携した解決策を提案できるかを確認します。2級・3級とも多肢選択式で90分、100点満点中70点以上で合格です。
1級は、新築や住宅改修の具体的なプランニング、福祉のまちづくりへの助言などができる力を求める試験です。前半は多肢選択式90分、後半は記述式90分で、前半・後半それぞれ100点満点中70点以上が合格基準です。法令や制度は最新の情報を理解していることが前提とされています。
2026年度の日程と受験料
2級・3級は、自宅や会社のパソコンで受けるIBT方式と、テストセンターで受けるCBT方式から選びます。どちらも試験期間の中から日時を選ぶ方式です。1級は全国のテストセンターで同じ日時に行う統一試験で、日時は選べません。
| 区分 | 試験日・期間 | 申込期間 |
|---|---|---|
| 第57回 2級・3級 | 2026年11月12日〜12月3日 | 10月9日10時〜10月20日18時 |
| 第57回 1級 | 2026年12月13日 | 11月4日10時〜11月11日18時 |
受験料は税込で3級5,500円、2級7,700円、1級9,900円です。CBT方式ではこれにCBT利用料2,200円が加わります。IBT方式の場合、パソコンや通信環境などの必要な機材は受験者が自分で用意します。2026年度の2・3級は第56回が7月に終わっており、確認日時点で申込を控えているのは第57回です。
受験資格と最近の結果
受験資格は全級共通で、学歴・年齢・性別・国籍による制限はありません。2級から受けることも、2級と3級を併願することもできます。1級も2級の合否に関係なく受験できます。受験上の配慮が必要な人は事前の申請が必要で、IBT方式では申込の3営業日前までが期限とされています。
東京商工会議所が公表した結果では、2026年度第56回の実受験者に対する合格率は2級24.0%、3級52.8%でした。2025年度第55回の1級は実受験者183人のうち合格者36人で、合格率は19.7%です。合格率は回によって変わるため、受験する回の公表値を確認してください。
申込前に確認したいこと
当サイトの提案:まず受ける級と方式を決め、IBTなら自宅のパソコンとネット環境が東京商工会議所の動作要件を満たすかを先に確かめてください。そのうえで試験要項のPDFを読み、申込期間をカレンダーに入れます。出題範囲は公式テキスト改訂7版に基づくため、手元のテキストの版が合っているかも確認しておくと安心です。
参照資料と確認日
2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。