販路コーディネータとは
販路コーディネータは、一般社団法人日本販路コーディネータ協会が認定する民間資格です。協会は、マーケティングの理論と実践を身につける資格で、独立事業者から企業内のマーケティング担当者までを対象にしていると説明しています。主な業務は、製品の商品力や経営力の評価、商品・販売・販促のブラッシュアップ、販売チャネルの決定です。
記事名にある「BMアドバイザー」という名称は、確認日時点の協会の試験案内や登録案内には見当たりませんでした。この記事では、協会が現在認定している販路コーディネータ3級・2級・1級について説明します。
級ごとの受験資格と試験内容
資格は3級から順に上がっていく仕組みです。合格基準はいずれも満点の60%以上で、1級は項目ごとに60%以上が必要です。
| 級 | 受験資格 | 試験の内容 |
|---|---|---|
| 3級 | 学歴・年齢・性別・国籍などの制限なし | 学科試験(70分)。公式テキストと用語集から出題 |
| 2級 | 協会会員の3級資格者、またはWW型資格取得対象者 | 学科・選択式50問、技能・記述式5問(計70分)と論文7,000〜8,000字 |
| 1級 | 協会会員の2級資格者、またはJSRA認定セールスレップ・マイスター資格者 | 学科・選択式30問と技能・記述式1問(計70分)、オンライン口述10分、論文7,000〜8,000字 |
2級と1級の論文は、合格通知を受けてから1か月以内に提出します。1級では、学科試験に合格して口述・論文を欠席または不合格になった場合、次回の試験1回に限り学科試験が免除されます。
2026年下期の日程と受験料
一斉試験は毎年6月と11月の年2回です。2026年下期は11月8日にオンラインで行われ、3級は13時から、2級と1級は15時からそれぞれ70分です。3級と2級、1級とMMCO試験は併願できます。申込締切は、テキストを購入する人は10月22日、テキストが不要な人は10月29日です。テキスト不要の場合の入金期限は11月1日とされています。
| 区分 | 受験料(税込) |
|---|---|
| 3級 | 12,100円 |
| 2級 | 14,300円 |
| 3級・2級併願 | 26,400円 |
| 1級(口述試験と論文審査料を含む) | 26,400円 |
公式テキストは別売りで、試験と同時にしか購入できません。3級公式テキストは6,270円、2級公式テキストは10,010円、用語集は1,980円です。受験料は返金されず、実施日の7日前までに連絡した場合に限り1回だけ日程を変更できます。試験はパソコンのほかタブレットやスマートフォンでも受けられますが、計算問題用の電卓はスマートフォンのものを使えません。
このほか、自主学習のあとオンライン研修を受け、オンライン小試験に合格して資格を取る資格認定研修プログラムもあります。
合格後の登録と更新
販路コーディネータは登録制です。合格後に資格登録申請書と住民票抄本を提出し、資格登録料24,200円(初回資格登録料11,000円と年間登録料13,200円)を支払うと認定証が発行されます。次年度以降は年間登録料13,200円で登録を更新します。上の級に進んでも登録料を重ねて支払う必要はありません。成年被後見人や、禁錮以上の刑の執行を終えてから5年を経過しない人などは登録できません。
当サイトの提案:初めて受ける人は、3級のテキストを購入する前提で10月22日の締切を目安に申し込み、届いたテキストと用語集を試験日までに読み通してください。合格後は毎年13,200円の登録料がかかるため、勤務先での活用や独立後の活動計画と照らして、登録を続ける価値があるかを受験前に考えておくと判断しやすくなります。
参照資料と確認日
2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。