発破技士とはどんな資格か
火薬類を使う発破の作業には、せん孔、装てん、結線、点火、後処理などの業務があり、大きな危険を伴うため、国が定めた資格者が行うこととされています。発破技士は、こうした発破業務に直接携わる技術者のための免許で、土木工事や採石の現場で必要とされています。
免許試験は、厚生労働大臣の指定試験機関である公益財団法人安全衛生技術試験協会が、全国の安全衛生技術センターで行っています。試験に合格しただけでは免許証は交付されず、合格後に免許申請をして初めて発破技士免許を受けられます。
令和8年度の試験日程
発破技士の試験は、年度内の限られた日に、一部のセンターだけで実施されます。令和8年度(令和8年4月〜令和9年3月)の日程は次のとおりです。
| 試験会場 | 試験日 |
|---|---|
| 北海道センター | 6月5日、12月3日 |
| 東北センター | 12月3日 |
| 関東センター(市原) | 6月5日 |
| 中部センター | 12月3日 |
| 近畿センター(大阪試験場) | 6月5日 |
| 中国四国センター | 12月3日 |
| 九州センター | 6月5日、12月3日 |
関東センターの東京試験場と近畿センターでは、令和8年度の実施予定はありません。オンライン申請は試験日の2か月前から14日前まで受け付けるため、12月3日の試験は10月4日時点で申請できる期間に入っています。書面で申請する場合は、郵送なら第1受験希望日の2か月前から14日前の消印まで、センターの窓口なら休業日を除く2日前までです。受付期間中でも定員に達すると締め切られます。
試験科目・合格基準・手数料
| 科目 | 出題数と配点 |
|---|---|
| 発破の方法 | 10問(50点) |
| 火薬類の知識 | 5問(30点) |
| 火薬類の取扱い | 5問(20点) |
試験時間は13時30分から15時30分までの2時間です。導火線発破技士または電気発破技士の免許を持つ人は、火薬類の知識と火薬類の取扱いが免除され、試験時間は1時間になります。合格基準は、科目ごとの得点が40%以上で、かつ合計が60%以上であることです。試験手数料は各免許試験に共通の8,800円で、受験票の発行後は返還されません。
受験票は原則として申請先のセンターから郵送されます。オンライン申請の場合はマイページの申請一覧で審査完了になっているかを確認し、受験票が届かないときは試験日の2日前(休業日を除く)までにセンターへ連絡します。試験結果は本人あての通知書で知らされ、電話での照会には応じていません。センターのホームページにも結果が掲載されますが、協会はこれを補助的な方法と位置づけています。協会と各センターの休業日は土日祝日、年末年始、5月1日の設立記念日です。
合格後の免許申請
合格者には免許試験合格通知書が届きます。免許申請書に必要事項を記入し、合格通知書と必要書類を添えて東京労働局免許証発行センターに申請します。この手続きをしないと免許証は交付されません。満18歳に満たない人には免許証が交付されないため、18歳になってから申請します。発破技士試験は、平成24年4月1日以降に受験して合格した場合、免許申請の際に実務経験等を証する書類の添付が必要な試験の1つに挙げられています。
当サイトの提案:まず、免許申請に必要な実務経験等の書類を自分が用意できるかを、厚生労働省の免許申請の案内で確かめてください。そのうえで、受験しやすいセンターの次回試験日を選び、2か月前の受付開始日に申請できるよう本人確認証明書と写真を準備します。試験の出題傾向は協会が公表している過去問題で確認できます。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。