核燃料取扱主任者の役割
原子力規制委員会の「資格・試験」ページは、核燃料取扱主任者を核燃料物質の取扱いに関する保安・監督を行う技術者と説明しています。加工事業者と再処理事業者は、核燃料物質の取扱いに関する保安の監督を行わせるため、核燃料取扱主任者免状を持つ人の中から選任しなければなりません。試験は筆記試験だけで行われ、原子炉主任技術者のような口答試験はありません。
第58回試験の課目と日程
第58回試験は、2026年1月5日から1月19日まで申込を受け付け、東京都港区の会場で行われました。旧記事は科目を2区分としていましたが、公告では4課目が2日間に分けて実施されています。
| 日付 | 課目 |
|---|---|
| 3月2日 | 核燃料物質に関する法令、核燃料物質の化学的性質及び物理的性質 |
| 3月3日 | 核燃料物質の取扱いに関する技術、放射線の測定及び放射線障害の防止に関する技術 |
各課目は2時間で、100点満点です。合格には課目ごとの得点がいずれも60点以上であることが必要です。受験手数料は47,700円で、納入告知書により納付しました。合格者は6月頃に官報で公告され、同時に核燃料取扱主任者免状が本人に送られます。第58回の合格者は2026年6月16日に公告されました。
受験の条件と課目免除
受験要領が全員に求める提出書類は、受験申込書、履歴書、本籍(国籍等)を確認できる書類、写真票、受験票用の郵便はがきです。実務経験の証明書は含まれていません。第1種放射線取扱主任者試験の合格者は「放射線の測定及び放射線障害の防止に関する技術」が免除されます。規則で定める認定課程の修了者(修了見込みを含む)は、法令以外の3課目が免除されます。免除を受けるには、合格証や修了証明書などを申込時に添付する必要があります。
公表されている合格者数
合格者数等一覧表(令和8年6月16日現在)によると、第58回は一般受験者65人のうち10人、認定課程修了受験者19人のうち7人が合格し、全体では84人中17人でした。第57回は全体で72人中26人です。合格者数は回によって変わるため、受験前に最新の一覧表を確認してください。
受験申込で注意する点
第58回の受験要領によると、提出書類は規則で定める様式を原子力規制委員会のホームページからダウンロードし、白黒・A4サイズで倍率を変えずに印刷して使います。本籍を確認する書類はコピーでは受け付けられず、戸籍抄本や本籍の記載がある住民票の写しなどの原本を提出します。写真票には申込前1年以内に撮影した縦4.5センチ・横3.5センチの写真を貼ります。書類は簡易書留など追跡できる方法で、申込期間の最終日必着で送付します。受験手数料は、申込後に送付される納入告知書で納付します。
次回の受験に向けて
当サイトの提案:第59回の施行公告は今回の確認時点では掲載されていませんが、第57回と第58回はいずれも前年12月に公告されています。12月に原子力規制委員会のページを確認し、申込期間が1月の約2週間と短いことを前提に、本籍確認書類と写真を早めに用意してください。第1種放射線取扱主任者に合格している人は免除の申請を忘れないようにし、法令課目は条文の読み込みに時間を取る計画にすると、4課目それぞれで60点を確保しやすくなります。過去の試験問題は同委員会の「過去の資格試験問題」ページで公開されています。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。