日本EMDR学会

民間資格 難易度 ★★★

日本EMDR学会は、トラウマ治療法「EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)」の普及・研究・認定を行う専門学術団体。既存の医療・心理系専門資格を持つ実践者が、所定のトレーニングと督査(スーパービジョン)を経て認定治療者として登録される仕組みで、取得までの学習・実践時間は目安として100〜200時間程度。認定後は学会の治療者リストに掲載され、PTSD・トラウマ関連疾患を扱う専門家として対外的な信頼性が高まる。

合格率
勉強時間 目安
150h
受験料
想定年収 目安
450
独自指標 / コスパ指数 ※当サイト独自試算
62
収入A
難易度B
受験料B
算出: 想定年収÷勉強時間÷受験料の独自スコア

日本EMDR学会とは?資格の概要

資格区分民間資格
主管日本EMDR学会
受験資格精神科医・心理士・臨床心理士など医療・心理系専門職(一般的な要件として)

日本EMDR学会とは:設立経緯と組織概要

  • 2025年9月に一般社団法人として正式設立
  • 学術大会・継続研修会・ニューズレター発行など多岐にわたる活動を展開
  • 代議員・理事選挙をWEB方式で実施するなど組織運営を整備中
  • Journal of EMDR ASIAへの論文掲載など国際的な学術活動にも参加

EMDRの理論的基盤:適応的情報処理モデルの仕組み

  • 適応的情報処理(AIP)モデルに基づき、トラウマ記憶の不完全な処理が精神病理の主因と仮定
  • 8段階・3分岐のプロセスが健常な情報処理の再開を促す構造
  • 過去経験・現在の引き金・未来の潜在的課題を段階的にターゲットにする
  • 眼球運動をはじめとする両側性刺激が脳本来の情報処理機能を活性化
  • 記憶の詳細を語らせる必要が少なく、従来の療法に比べてクライエントの負担が低い

日本EMDR学会トレーニングの体系:Weekend 1・Weekend 2の構成

  • Weekend 1とWeekend 2の2段階構成でトレーニングが提供される
  • 2025年度はWeekend 1が第51回・第52回と複数回開催されており受講機会が豊富
  • Weekend 2はJEMDRA-HAP主催の支援者支援向け特別トレーニングも設定
  • 継続研修会が学術大会と合わせて年次開催され、取得後の継続教育機会も整備

EMDRが対象とする疾患と有効性のエビデンス

  • PTSDに対するエビデンスが最も強固で、WHO等の国際機関に推奨療法として認定
  • PTSDにとどまらず他の精神科疾患・精神衛生問題・身体症状への適用事例も学術雑誌に記録
  • 世界で40,000人以上の専門家がトレーニングを修了し、200万人以上が治療を受けた実績
  • 日本国内でも1,500名以上の専門家が研修を修了(2012年5月時点)

日本EMDR学会トレーニングの受講要件と対象専門家

  • 精神保健の専門家(精神科医・臨床心理士等)のみが実施を許可される高度な技法
  • 手続きは一見シンプルでも、適切な研修と実践経験が安全な実施の前提条件
  • 副作用・有害事象に備えるための臨床的準備がトレーニング内容に含まれる
  • 研修未修了者による実施は想定されておらず、学会が認定する体系的な課程の受講が必須

日本EMDR学会の学術大会と継続研修:キャリアアップの活用法

  • 年1回の学術大会(第21回は2026年開催)に継続研修会が併設
  • 1号通信・2号通信による事前案内が複数回発行され、準備期間を確保しやすい
  • ニューズレターが年複数回発行され、最新の研究動向や学会情報を継続的に把握可能
  • HAP(Humanitarian Assistance Program)主催など支援者支援に特化したプログラムも存在

EMDRと他の心理療法との違い:受講前に理解しておくべき特徴

  • 出来事の詳細を逐一語る必要がなく、クライエントの再トラウマ化リスクを低減
  • 眼球運動・タッピング等の両側性刺激を用いる点が他の認知行動療法と構造的に異なる
  • 処理は患者自身の脳の自然な力を利用するため、術者による誘導・操作の懸念がない
  • クライエントが任意のタイミングでセッションを中断できる安全設計
  • 5年・10年かかる心理的統合プロセスを短縮できる可能性があるとされる

合格者の声(体験パターンから)

実際に合格した学習者の体験を、典型的なパターンに整理しました。個別の属性ではなく、学習スタイル・期間・行動の類型として参照してください。

勉強中・試験当日のリアルな声

EMDRって何をしてるのかよくわからないまま、セッションが進んでしまう
先生の指を目で追うだけで何が変わるの?ってモヤモヤしたまま続けてしまう
1回1万円越えって知って、続けたいって気持ちが正直薄れてくる
懐疑的なまま受けても効果が出ないのかもって、あとになってわかってくる
「過去の自分を抱きしめて」って言われて、ちょっと待ってってなる
先生が約束を忘れてたとき、もうここじゃ無理かもってなる
話を聞いてもらえるだけで、自分は悪くなかったって少しずつ思えてくる
効果ある人とない人の差が激しいって聞いて、自分はどっちだろってなる
信用できるかどうかが、結果にもろ影響してくるのかもってなる
ちゃんと調べて信用してから受ければよかったって、あとから思ってしまう
セラピー自体への疑いが消えないまま、費用だけ出ていく感じが続いてしまう
結局カウンセリングでよかったのかもって、終わったあとにふと思ってしまう

勉強中につまずきやすいポイント

治療法・手法への懐疑と不信
セラピストへの信頼の喪失
費用負担によるモチベーション低下
方法論の異質さへの戸惑い
話を聞いてもらえたことによる肯定感
自分に合う手法だったかどうかの問いなおし
📖 主な出典: (取得日: 2026年4月19日)

基本情報・主管組織・受験資格・合格率などの事実情報は上記出典に基づきます。勉強時間・想定年収などは業界の一般的な目安として記載しており、個人差があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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マサキ
マサキ
編集・分析担当
国家資格・民間資格あわせて1,300超の試験データを管理しながら、合格者ブログ・体験談・SNS投稿を日々読み込んでいます。公式統計だけでは見えない「実際の手応え」「つまずきポイント」を受験生視点で記事に落とし込むのが担当です。

一次情報は各試験実施機関の公式サイトと公的統計を基本とし、体験談ベースの記述は複数記事で裏付けが取れたものだけを採用。資格選びで遠回りや後悔をしない判断材料を提供することを目的にしています。
📌 掲載情報について: 本ページの数値・データは、各試験実施機関の公開情報、官公庁統計、Wikipedia等の一般情報源を元に編集しています。一部に推定値・編集部独自集計を含みます。受験申込・進路選択など重要な意思決定の前には、必ず日本EMDR学会の公式サイトで最新情報をご確認ください。 最終更新: 2026年4月19日