👷 労働の資格一覧|おすすめ9種を比較

労働業界・分野で活躍するための資格9種を掲載。難易度や合格率データから比較できます。

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CERTIFICATIONS
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国家資格
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公的資格
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民間資格

労働分野の資格とは

労働分野の資格は、職場の安全・衛生を守る仕事に直結する。工場や建設現場などで働く人たちの健康リスクを管理したり、有害物質の濃度を測ったり、事故が起きないよう体制を整えたり——そういった「縁の下の安全管理」を担う専門家を認定するのがこのカテゴリの特徴だ。取得すれば製造業・建設業・物流業など幅広い産業で需要があり、特に大規模事業所では法律上の配置義務があるため、資格を持っているだけで採用・昇給に有利になりやすい。

このカテゴリの資格はすべて国家資格で、難易度にかなり幅がある。作業環境測定士(合格率16.4%、学習時間800時間)や労働安全・衛生コンサルタント(学習時間300時間)は専門性が高く、取得後の年収600〜800万円台も狙える上位資格だ。一方で、倉庫管理主任者(学習5時間)・安全衛生推進者(10時間)・派遣元責任者(6時間)は短期の講習で取れる入門レベルで、職場から「とりあえず取ってきて」と言われて取得するケースが多い。棲み分けとしては、コンサルタント系は独立・顧問業、測定士・免許系は事業所内の専門職、推進者・責任者系は管理職の付帯資格という位置づけになる。

初めてこの分野に踏み込むなら、まず安全衛生推進者か派遣元責任者から入ってみるのがおすすめ。学習時間が10時間以下で、講習を受ければほぼ取得できるため、「労働管理ってどんな感じか」を体感しながら資格を手にできる。その後、キャリアの方向性が見えてきたら、作業環境の専門家として深掘りするか、コンサルタントとして広く企業を支援するか——自分に合ったルートを選ぶといい。

データで見る労働資格

平均勉強時間
約197時間
年収レンジ
400〜800万円
難易度分布
3
2
1
3
★1 入門 ★2 易しい ★3 普通 ★4 難関 ★5 最難関

主要資格クイック比較

資格名 区分 難易度 勉強時間 想定年収 ポイント
労働衛生コンサルタント 国家資格 ★★★★ 難関 300h 800万 衛生分野の最高峰、年収800万超も
労働安全コンサルタント 国家資格 ★★★★ 難関 300h 600万 安全管理の国家最上位資格
作業環境測定士 国家資格 ★★★★ 難関 800h 450万 合格率16%、有害物質測定の専門職
労働安全衛生法による免許 国家資格 ★★★ 中級 150h 400万 業種別に多数の種類が存在
採石業務管理者 国家資格 ★★入門 100h 450万 採石現場の法定管理者に必須
砂利採取業務主任者 国家資格 ★★入門 100h 450万 河川・海の採取現場を管理する役職
安全衛生推進者 国家資格 ★入門 10h 400万 10〜49人規模の事業所で法定選任
倉庫管理主任者 国家資格 ★入門 5h 420万 講習のみ、倉庫業の法定設置資格
派遣元責任者 国家資格 ★入門 6h 400万 人材派遣会社の設立に必須

労働資格のキャリアパス

職場安全の専門家ルート
安全衛生推進者 労働安全衛生法による免許 労働安全コンサルタント
作業環境・衛生管理ルート
安全衛生推進者 作業環境測定士 労働衛生コンサルタント
物流・現場管理ルート
倉庫管理主任者 採石業務管理者 砂利採取業務主任者
人材・派遣管理ルート
派遣元責任者 安全衛生推進者 労働安全コンサルタント
国家資格 ★入門
派遣元責任者

派遣会社が法律上必置する派遣労働者管理の責任者資格

合格率-
勉強時間6h
想定年収400万
国家資格 ★入門
倉庫管理主任者

倉庫業者が選任義務を負う、物流現場の安全・管理監督資格

合格率-
勉強時間5h
想定年収420万
国家資格 ★★入門
砂利採取業務主任者

砂利採取現場の災害防止を担う国家資格

合格率-
勉強時間100h
想定年収450万
国家資格 ★★入門
採石業務管理者

採石現場の安全管理を担う採石法上の必置国家資格

合格率-
勉強時間100h
想定年収450万
国家資格 ★★★★ 難関
作業環境測定士

環境計量結果を法的に証明できる国家資格

合格率16.4%
勉強時間800h
想定年収450万
国家資格 ★★★ 中級
労働安全衛生法による免許

危険有害作業に従事するための労働安全衛生法に基づく法定国家資格群

合格率-
勉強時間150h
想定年収400万
国家資格 ★入門
安全衛生推進者

10〜49人規模の事業場で安全衛生管理を担う法定資格

合格率-
勉強時間10h
想定年収400万
国家資格 ★★★★ 難関
労働安全コンサルタント

事業場の安全診断・指導を行う厚生労働省管轄の高難度国家資格

合格率-
勉強時間300h
想定年収600万
国家資格 ★★★★ 難関
労働衛生コンサルタント

事業場の衛生診断・指導を業として行える労働安全衛生法上の国家資格

合格率-
勉強時間300h
想定年収800万
広告枠(728×90 / レスポンシブ)

労働資格のよくある質問

独学で取れる資格はどれですか?
倉庫管理主任者・安全衛生推進者・派遣元責任者は講習受講で取得でき、試験もほぼないため独学に近い形で取れます。一方、作業環境測定士は合格率16.4%・学習時間800時間と本格的な試験勉強が必要です。
この分野の国家資格は全部で何種類ありますか?
このカテゴリに掲載されている9資格はすべて国家資格です。民間資格は含まれておらず、どれも法律(労働安全衛生法など)に根拠を持つ公的な資格になっています。
コンサルタント系と測定士はどう使い分けますか?
労働安全・衛生コンサルタントは企業への指導・コンサルティングや独立開業向けで、年収600〜800万円が期待できます。作業環境測定士は事業所内で有害物質の濃度測定を行う実務専門職で、どちらかというと企業内キャリアに向いています。
未経験からこの分野に入るには何から始めるべきですか?
学習時間が5〜10時間の安全衛生推進者か派遣元責任者から始めるのが現実的です。どちらも講習中心で負担が少なく、職場での実務経験を積みながら上位資格へのステップアップを検討できます。
採石・砂利採取系の資格はどんな職場で必要ですか?
採石業務管理者は砕石・石材の採掘現場、砂利採取業務主任者は河川や海での砂利採取現場で、それぞれ法律上の選任が義務付けられています。建設資材の供給に関わる業種で働く場合に直接役立つ資格です。
マサキ
マサキ
編集・分析担当
国家資格・民間資格あわせて1,300超の試験データを管理しながら、合格者ブログ・体験談・SNS投稿を日々読み込んでいます。公式統計だけでは見えない「実際の手応え」「つまずきポイント」を受験生視点で記事に落とし込むのが担当です。

一次情報は各試験実施機関の公式サイトと公的統計を基本とし、体験談ベースの記述は複数記事で裏付けが取れたものだけを採用。資格選びで遠回りや後悔をしない判断材料を提供することを目的にしています。