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資格・講習・登録制度の解説

臨床美術士

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 6項目

臨床美術士とはどんな資格か

臨床美術士(クリニカルアーティスト)は、特定非営利活動法人日本臨床美術協会が資格認定を行う民間資格です。協会は、専門的な訓練を受けた臨床美術士の社会的な信用を確立するためにこの資格を認定していると説明しています。協会が独自に審査して認定する資格で、名簿に登録された人には認定証が交付されます。なお「臨床美術」「臨床美術士」は、TOPPAN芸造研株式会社の登録商標とされています。

臨床美術の実施には、TOPPAN芸造研が開発した専用のアートプログラムを使います。協会の案内では、アートプログラムの著作権等は同社に帰属し、臨床美術の実施以外の目的で使ったり、許可なく改変したりすることはできないとされています。

資格取得の流れと講座を受けられる場所

臨床美術士になるには、協会の指定校または指定大学で講座を修了し、協会の認定試験に合格する必要があります。誰もが5級からスタートし、その後は活動の状況や目的に応じて4級以上を目指します。講座は職業や性別に関係なく受講できます。

協会のページに載っている開講場所は、TOPPAN芸造研(東京都千代田区、5級〜2級、オンライン講座あり)、東北福祉大学の地域創生推進センター(5級〜3級)、富山福祉短期大学の共創福祉センター(5級・4級)、ひろしま美術研究所(5級〜3級)です。東北福祉大学、女子美術大学短期大学部、富山福祉短期大学、東京家政大学では、正科生や科目等履修生が単位を修得して認定試験の資格を得られます。通学が難しい人向けに、TOPPAN芸造研の通信教育で5級から3級まで学ぶ方法もあります。講座の日程や受講料は、各指定校に問い合わせる仕組みです。

級ごとの申請資格と審査内容

級 主な申請資格 審査内容 時期
5級 指定校の講座修了または協会が認める大学での単位修得から3年以内 書類審査 講座修了後
4級 上記に加え、5級取得者で資格認定会員 課題作品審査、小論文審査 講座修了後
3級 上記に加え、4級取得者で資格認定会員 臨床美術実践報告書審査、グループ面接 年2回(前期6月・後期12月)
2級 3級取得後2年以上、実践活動の継続、活動業績1000ポイント以上、指定2講座の修了など 活動業績リスト、面接、作品または論文とオリジナルアートプログラム 年1回(7月)
1級 2級取得後5年以上、養成校の講師経験5年以上、学会での研究論文・発表、推薦 一次は書類(業績書・論文等)、二次は面接と現場審査 年1回(10月)

2級はTOPPAN芸造研の2級取得コースを修了する方法のほか、コースを受講せずに業績リストで1000ポイント以上を得て受験する方法もあります。3級以上の試験要項は、協会事務局にメールか郵送で請求して取り寄せます。

認定試験料・会費・更新

協会の資格規定(PDF)には、認定試験料が税別で5級20,000円、4級45,000円、3級と2級が各100,000円、1級150,000円と定められています。この規定は2019年3月29日施行の版が掲載されているため、申請前に事務局の最新の要項で金額を確かめてください。

認定試験に合格した人は全員、協会の資格認定会員になります。入会案内によると、資格認定会員の入会金は2,000円、年会費は10,000円です。資格の有効期間は休会期間を除いて5年で、更新には、臨床美術の実施、協会の研修会や学会への参加などで得る単位が必要です。必要単位は5級20単位、4級40単位、3級60単位、2級80単位とされています。協会を退会・休会した人、更新手続きをしていない人、会費を2年以上続けて滞納した人は、臨床美術士を名乗ることができません。

受講前に確認したいことと当サイトの提案

講座の受講は誰でもできますが、資格を維持するには会費の支払いと5年ごとの単位取得が続きます。修了から3年を過ぎると5級の申請資格を失う点にも注意が必要です。

当サイトの提案:受講を決める前に、通える指定校の開講日程と受講料を問い合わせ、5級の取得後に4級・3級まで進むかどうかを先に考えておいてください。そのうえで、講座費用、認定試験料、入会金と年会費、更新に必要な単位を自分の活動予定で取れるかを一つの表にまとめると、続けられるかどうかを判断しやすくなります。

参照資料と確認日

2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

日本臨床美術協会:認定試験について

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