理学療法士は、立つ・歩く・座るといった基本的な動作を支援する専門職です。進路選びでは、資格保有者の累計、1回の試験の合格者数、地域の求人を混同せず、それぞれ違う情報として確認することが大切です。
身体機能と生活環境の両方を見る仕事
医師の指示の下で理学療法を行い、身体機能や生活環境を評価しながら目標に応じた支援を考えます。運動療法や物理療法だけでなく、生活に必要な動作や環境の調整にも関わります。病院、介護・福祉、地域、スポーツなど、活動する場によって求められる役割が異なります。
国家試験までの経路と次回日程
代表的な取得経路は、大学入学資格を持つ人が指定学校・養成施設で3年以上学び、国家試験に合格する方法です。外国の教育課程・免許について厚生労働大臣の認定を受ける経路等もあります。第62回は2027年3月11日までの修業・卒業見込みも含まれます。
- 筆記試験:2027年2月21日
- 出願:2026年12月14日〜2027年1月4日。郵送は書留で最終日の消印有効
- 受験手数料:10,100円
重度視力障害者には、筆記の実地問題に代える口述・実技試験が2月22日に設けられています。すべての受験者が2日間の実技試験を受けるという意味ではありません。
年間合格者数と合格率の読み方
2026年の第61回は、受験者12,436人、合格者11,156人、合格率89.7%でした。新卒者に限ると合格率は94.9%です。年間の合格者が約20万人という数字ではありません。
合格率は所定の教育を経て受験した人の結果です。これから入学する人の合格可能性や、将来の給与をそのまま表す数字ではありません。学校を比較する際も、全体と新卒のどちらの数値か、卒業までの支援はどうかを併せて見ます。
進学・就職を比較するための確認項目
当サイトの提案:学校には実習先、実習中の移動・宿泊費、欠席や再実習の扱いを確認し、入学から卒業までの負担を見積もります。就職先には担当領域、休日の配置、指導を受ける体制、研修費の補助を確認すると、働く姿を具体的に想像できます。
給与を見るときは基本給、固定残業代、手当、賞与の算定条件を分けて比べてください。職種全体の将来を単一の年収や「何年に供給過多になる」という断定だけで判断しないことを勧めます。
参照資料と確認日
2026年10月1日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。