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資格・講習・登録制度の解説

非破壊試験技術者

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 7項目

非破壊試験技術者の資格とは

非破壊試験は、製品や構造物を壊さずに内部や表面の欠陥を調べる検査です。日本非破壊検査協会は、検査結果の精度が技術者の技量に左右されることから、JIS Z 2305「非破壊試験技術者の資格及び認証」に基づく認証制度を運営しています。2003年度に旧来の認定制度と認証制度をJIS Z 2305に一元化し、2015年秋期からは2013年版の規格による試験を行っています。

協会の資格証明書は免許証ではなく、規格に基づく適格性証明書と位置づけられています。資格を持つことで仕事の可否が法的に決まるわけではなく、資格が必要かどうかは顧客との契約や施工条例などで決まると協会は説明しています。

NDT方法とレベルの区分

対象のNDT方法は、放射線透過試験(RT)、超音波探傷試験(UT)、磁気探傷試験(MT)、浸透探傷試験(PT)、渦電流探傷試験(ET)、ひずみゲージ試験(ST)、赤外線サーモグラフィ試験(TT)、漏れ試験(LT)の8種類です。TTレベル3は2025年秋期から試験が始まりました。このほか、超音波厚さ測定(UM)や極間法磁気探傷検査(MY)などの限定NDT方法があります。

レベル1は指示書に従い、上位技術者の監督の下で装置の調整や試験、記録を行います。レベル2は手順書に従って試験を行い、結果を解釈・評価し、レベル1向けの指示書を作成できます。レベル3は技法の確立や判定基準の確立を補佐するなど、試験全体を指示する立場です。

受験条件と試験の内容

新規受験には、過去5年間の訓練時間の証明と、近方視力・色覚の証明が必要です。訓練時間はNDT方法とレベルで異なり、たとえばRTとUTはレベル1が40時間、レベル1資格を持たずにレベル2を受ける場合は120時間、MTとPTはレベル1が16時間です。

試験は一次試験と二次試験に分かれます。レベル1・2の一次試験は一般試験と専門試験の四者択一式で120分、二次試験は試験体を使う実技で、レベル2には指示書の作成が加わります。レベル3は全方法共通の基礎試験(150分)と、手順書作成を含む主要方法試験があります。合格基準は各パートでおおむね70%以上の正解で、実技では報告義務のある不連続部を検出できないと不合格になります。不合格の試験は、次回と次々回の2回まで再試験を受けられます。

2026年秋期の日程と料金

2026年秋期は、受験申請を7月23日から8月5日19時必着で受け付け、一次試験を9月26日と27日に札幌、仙台、東京、大阪、福岡など10地区で実施しました。二次試験は11月と12月に協会が指定する日に行われ、二次試験の結果通知は2027年1月14日発送予定です。次回の2027年春期の日程表は、確認時点では掲載されていませんでした。

受験料は1申請あたり20,900円(税込)です。料金は段階的に改定され、2027年春期からは24,200円になります。合格後の認証申請料は2026年10月以降に有効となる証明書で16,500円、2027年10月以降は19,800円です。

認証登録と更新

二次試験に合格したら、2年以内にNDT方法ごとの最小限の経験月数を満たし、新規認証申請を行います。経験月数はRTとUTのレベル1で3か月、レベル2で9か月(レベル1資格保持者)などと定められ、訓練はNDT経験に含まれません。資格証明書の有効期間は5年で、5年目に書類による更新審査、10年目に再認証試験があります。連続1年または合計2年を超えて業務から離れると、資格証明書は無効になります。

受験を検討する人へ

当サイトの提案:最初に、勤務先の仕様書や顧客の要求でどのNDT方法とレベルが求められているかを確認してください。次に訓練用シラバスに沿った訓練の受講計画を立て、訓練実施記録と視力検査証明を申請受付期間前にそろえます。申請期間は2週間ほどと短く郵送必着なので、春期・秋期それぞれの日程表が出たらすぐに締切日を確認することをおすすめします。

参照資料と確認日

2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

日本非破壊検査協会:JIS Z 2305:2013認証制度のご案内(Rev.20260701)

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マサキ
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