🧠 心理学の資格一覧|おすすめ192種を比較

心理学業界・分野で活躍するための資格192種を掲載。難易度や合格率データから比較できます。

192
CERTIFICATIONS
6
国家資格
7
公的資格
177
民間資格

心理学分野の資格とは

心理学系の資格が活きる現場は、学校・病院・企業・福祉施設・独立開業と幅広い。スクールカウンセラーや臨床心理士のように「人の心に直接関わる専門職」として働くルートが代表的だが、企業のEAP(従業員支援プログラム)担当者、子育て支援員、交通安全教育担当など、心理の知識を「脇役」として活かす職種も多い。どのポジションを目指すかによって、必要な資格はかなり変わってくる。

資格の種類は国家・公的・民間の3層に分かれる。「公認心理師」は2017年に施行された日本唯一の心理職国家資格で、病院や学校での採用条件として明示されるケースが増えてきた。「児童心理司」や「心理判定員」のような公的資格は行政機関の職名と直結しており、採用試験でそのまま問われる。一方で民間資格は100種類以上と圧倒的に多く、「日本臨床心理士資格認定協会」が認定する臨床心理士のように大学院修了を要する本格派から、30〜60時間の通信教育で取れるものまで玉石混淆。資格名の響きだけでは信頼性を判断しにくいのがこの分野の難しいところだ。

初めて心理系の資格を検討するなら、「公認心理師」を軸に考えつつ「認定心理士」や「こころ検定」で土台を固める流れがわかりやすい。公認心理師は大学での指定科目履修が必要なため、すでに社会人の場合は「EAPメンタルヘルスカウンセラー」や「メンタルヘルスカウンセラー」など実務直結の民間資格を入口にするのも現実的な選択だ。どのルートを選ぶにせよ、「発行団体が日本学術会議関連の学会か、国家・公的機関と連携しているか」を確認しておくと、資格選びで後悔しにくい。

データで見る心理学資格

平均勉強時間
約219時間
年収レンジ
200〜700万円
難易度分布
93
87
★1 入門 ★2 易しい ★3 普通 ★4 難関 ★5 最難関

主要資格クイック比較

資格名 区分 難易度 勉強時間 想定年収 ポイント
学校カウンセラー 国家資格 ★★★★★ 難関 1,500h 700万 公立学校採用に直結する最高難度の国家資格
日本臨床心理士資格認定協会 民間資格 ★★★★★ 難関 200h 350万 大学院修了が必須条件の民間最高峰
大学カウンセラー 民間資格・国家資格(公認心理師/臨床心理士等の取得が実質的な要件) ★★★★ 難関 1,500h 450万 公認心理師・臨床心理士の取得が実質要件
児童心理司 公的資格 ★★★★ 難関 1,200h 380万 児童相談所での勤務に直結する公的資格
認定心理療法士 民間資格 ★★★★ 難関 1,000h 400万 実践経験と指導歴を重視する本格派民間資格
日本心身医学会 民間資格 ★★★★ 難関 300h 700万 医療職向け、期待収入700万と全体最高水準

心理学資格のキャリアパス

学校カウンセリング専門職ルート
こころ検定 学校心理士 公認心理師 学校カウンセラー
臨床心理・医療機関ルート
認定心理士 公認心理師 日本臨床心理士資格認定協会(臨床心理士)
企業メンタルヘルス・EAPルート
メンタルヘルスカウンセラー EAPメンタルヘルスカウンセラー 国際EAP協会
福祉・相談支援ルート
精神対話士 心理相談員 認定心理療法士 児童心理司
民間資格 ★★★ 中級
日本臨床動作学会

動作法の専門性を証明する心理職向け民間資格

合格率-
勉強時間200h
想定年収380万
民間資格 ★★★ 中級
臨床動作士

身体動作を通じた心理支援の専門民間資格

合格率-
勉強時間200h
想定年収320万
民間資格 ★★★ 中級
日本臨床催眠学会

臨床催眠の専門技法を証明する心理・医療系向け民間資格

合格率-
勉強時間200h
想定年収450万
民間資格 ★★★ 中級
臨床催眠資格

心理・医療職向け催眠療法の民間認定資格

合格率-
勉強時間200h
想定年収400万
民間資格 ★★★ 中級
日本ブリーフセラピー協会

短期療法の実践スキルを証明する民間の心理系資格

合格率-
勉強時間150h
想定年収380万
民間資格 ★★★ 中級
ブリーフセラピスト

短期解決志向の心理技法を証明する実践系民間資格

合格率-
勉強時間120h
想定年収350万
民間資格 ★★★ 中級
福祉心理士

福祉現場で心理的支援を担う専門家を認定する民間資格

合格率-
勉強時間200h
想定年収300万
民間資格 ★★★ 中級
日本福祉心理学会

福祉と心理学の橋渡しを担う専門学術団体の認定資格

合格率-
勉強時間300h
想定年収310万
民間資格 ★★★ 中級
日本選択理論心理学会

選択理論心理学の知識・実践力を証明する民間認定資格

合格率-
勉強時間120h
想定年収380万
民間資格 ★★入門
選択理論心理士

選択理論に基づく対人支援・カウンセリング技術を証明する民間資格

合格率-
勉強時間150h
想定年収350万
民間資格 ★★★★ 難関
日本心身医学会

心身医学の専門性を証明する学会認定資格

合格率-
勉強時間300h
想定年収700万
民間資格 ★★★★ 難関
日本催眠医学心理学会

医療・心理の現場で催眠療法を行う専門家の民間認定資格

合格率-
勉強時間200h
想定年収350万
民間資格 ★★★ 中級
催眠技能士

催眠技術の習熟を証明する民間資格。心理系の補完資格として機能する。

合格率-
勉強時間150h
想定年収350万
民間資格 ★★★ 中級
日本交流分析学会

交流分析の理論・実践を認定する心理系民間資格

合格率-
勉強時間150h
想定年収350万
民間資格 ★★入門
交流分析士

交流分析理論を活用する対人支援・コミュニケーション系の民間資格

合格率-
勉強時間80h
想定年収380万
民間資格 ★★★ 中級
行動療法士

行動科学の手法でクライアントの行動変容を支援する民間実践者資格

合格率-
勉強時間300h
想定年収350万
民間資格 ★★★ 中級
日本交通心理学会

交通行動とドライバー心理を専門とする学術・実践の場

合格率-
勉強時間200h
想定年収400万
民間資格 ★★★ 中級
交通心理士

交通行動と心理を専門に扱う交通安全の心理職資格

合格率-
勉強時間200h
想定年収380万
民間資格 ★★★ 中級
健康心理士

健康と心理学を結びつける日本健康心理学会認定の専門資格

合格率-
勉強時間200h
想定年収350万
民間資格 ★★★ 中級
日本健康心理学会

健康増進・予防を専門とする学会認定の心理士資格

合格率-
勉強時間200h
想定年収350万
広告枠(728×90 / レスポンシブ)

心理学資格のよくある質問

心理学系の国家資格はどれですか?
心理職の国家資格は「公認心理師」が唯一です(2017年施行・文科省・厚労省共管)。そのほか「学校カウンセラー」「キャリアコンサルタント」も国家資格ですが、前者は学校採用職名、後者は就職支援が主軸で、いわゆる心理専門職とは位置づけが異なります。
独学だけで取れる資格はありますか?
「こころ検定」「心理学検定」「認定心理士」など難易度2〜3の民間資格は独学でも合格を狙えます。一方、公認心理師や臨床心理士は大学・大学院での指定科目の履修が必須なため、独学だけでは受験資格そのものが得られません。
臨床心理士と公認心理師、どちらを取るべきですか?
病院・学校での採用条件として「公認心理師または臨床心理士」と並記されるケースが増えており、現状は両方取得している人が多いです。まず「公認心理師」の大学院ルートを目指し、同じ大学院で臨床心理士の受験資格も同時に得るのが効率的です。
民間資格は就職・転職に役立ちますか?
資格の発行団体と職場の相性によって大きく変わります。「EAPメンタルヘルスカウンセラー」や「日本産業カウンセラー協会」系の資格は企業のメンタルヘルス担当採用で評価されやすい一方、通信教育だけで取れるカウンセラー系の民間資格は採用時の評価が低い傾向があります。
未経験から最短で心理系の仕事に就くにはどうすればいいですか?
「精神対話士」「メンタルヘルスカウンセラー」は200時間以下の学習で取得でき、傾聴ボランティアや相談員としての活動に活かせます。ただし期待収入は200〜300万円台と低く、専門職として本格的に働くにはその後「公認心理師」など上位資格の取得が現実的なステップになります。
マサキ
マサキ
編集・分析担当
国家資格・民間資格あわせて1,300超の試験データを管理しながら、合格者ブログ・体験談・SNS投稿を日々読み込んでいます。公式統計だけでは見えない「実際の手応え」「つまずきポイント」を受験生視点で記事に落とし込むのが担当です。

一次情報は各試験実施機関の公式サイトと公的統計を基本とし、体験談ベースの記述は複数記事で裏付けが取れたものだけを採用。資格選びで遠回りや後悔をしない判断材料を提供することを目的にしています。