🏗️ 建設の資格一覧|おすすめ149種を比較

建設業界・分野で活躍するための資格149種を掲載。難易度や合格率データから比較できます。

149
CERTIFICATIONS
47
国家資格
24
公的資格
78
民間資格

建設分野の資格とは

建設カテゴリには建築・土木・電気設備・防災・インフラ維持管理まで幅広い160以上の資格が揃っている。設計事務所や建設会社での設計・施工管理はもちろん、橋梁や道路・コンクリート構造物の点検診断、ビルの設備管理、自治体のまちづくり計画まで、仕事の間口がとにかく広い分野だ。「建設」というとゼネコンのイメージが先行しがちだけど、実際には構造物診断士・橋梁診断士・コンクリート診断士のような維持管理・診断系の民間資格が数十種類あって、インフラ老朽化が社会課題化している今、そっちの需要もかなり伸びてきている。

資格の棲み分けを見ると、国家資格は「その業務を行うための必置要件」になっているものが多い。建築士・電気主任技術者・消防設備士などがその典型で、持っていないと仕事ができないタイプだ。一方、民間資格はコンクリート診断士・構造物診断士・土木鋼構造診断士のように「専門性の証明」に使うものが中心で、資格がなくても業務自体は可能だが取得していると現場での信頼度や入札評価点に差が出てくる。公的資格はその中間で、インテリアプランナーや舗装施工管理技術者のように業界団体が認定するものが多い。

勉強時間のデータを見ると、技術士や電気主任技術者は1000時間超の本格的な資格だが、電気工事士(60時間・合格率63%)や防火管理者(16時間)など比較的取り組みやすいものも多い。建設系に初めて入る人は、まず電気工事士や測量士補あたりから手をつけてみるのがおすすめだ。どちらも国家資格で潰しが利きやすく、その後のキャリアの選択肢を広げやすい。建築設計を本命にするなら建築士が必須になるが、難易度4・700時間と腰を据えて取り組む必要があるため、建築検定などで基礎知識を固めてから挑むのが現実的な流れだ。

データで見る建設資格

平均勉強時間
約165時間
年収レンジ
350〜700万円
難易度分布
40
69
30
★1 入門 ★2 易しい ★3 普通 ★4 難関 ★5 最難関

主要資格クイック比較

資格名 区分 難易度 勉強時間 想定年収 ポイント
技術士、技術士補 国家資格 ★★★★★ 難関 1,000h 620万 建設技術者の最高峰、唯一の文部科学省認定技術資格
構造物診断士 民間資格 ★★★★ 難関 250h 650万 老朽インフラ診断需要で注目の民間資格
建築士 国家資格 ★★★★ 難関 700h 600万 設計・工事監理に必須の国家資格、1・2・木造の3種類
コンクリート診断士 民間資格 ★★★★ 難関 300h 600万 RC構造物の劣化診断を担う代表的民間資格
監理技術者 国家資格 ★★★★ 難関 400h 550万 大規模建設現場への配置が法令で義務付け
建築基準適合判定資格者 国家資格 ★★★★ 難関 200h 600万 建築確認検査員に必要な専門国家資格

建設資格のキャリアパス

建築設計・確認審査ルート
建築検定 建築士 建築基準適合判定資格者
インフラ点検・診断ルート
測量士、測量士補 コンクリート技士 コンクリート診断士 構造物診断士
電気設備管理ルート
電気工事士 電気主任技術者 ボイラー・タービン主任技術者
防災・ビル管理ルート
防火管理者 消防設備士 建築物環境衛生管理技術者
民間資格 ★★★ 中級
舗装診断士

道路舗装の劣化診断・評価を行う建設系専門資格

合格率-
勉強時間150h
想定年収550万
民間資格 ★★入門
道路標識点検診断士

道路標識の点検・劣化診断を担う建設インフラ系専門資格

合格率-
勉強時間60h
想定年収450万
民間資格 ★★★ 中級
高速道路点検診断資格

高速道路構造物の点検・劣化診断を行う維持管理専門資格

合格率-
勉強時間150h
想定年収550万
民間資格 ★★★ 中級
交通技術上級資格者

建設・インフラ分野の交通技術を証明する上位資格

合格率-
勉強時間200h
想定年収550万
民間資格 ★★★ 中級
都市道路構造物点検技術者

老朽化する都市道路インフラの点検・評価を担う専門技術者資格

合格率-
勉強時間120h
想定年収500万
民間資格 ★★★ 中級
道路橋点検士・道路橋点検士補

老朽橋梁の定期点検を担う建設技術者の専門資格

合格率-
勉強時間150h
想定年収480万
民間資格 ★★★ 中級
空港土木施設点検評価技士

空港土木施設の点検・劣化評価を行う専門技術者の資格

合格率-
勉強時間150h
想定年収520万
民間資格 ★★★ 中級
土木構造物点検診断技術者

老朽インフラの点検・診断を担う実務型専門資格

合格率-
勉強時間150h
想定年収620万
民間資格 ★★★★ 難関
土木鋼構造診断士・土木鋼構造診断士補

鋼構造物の点検・診断能力を証明するJSSC認定の専門資格

合格率-
勉強時間250h
想定年収600万
民間資格 ★★★★ 難関
土木学会認定土木技術者

土木のプロを4段階で認定する土木学会の登録資格

合格率-
勉強時間300h
想定年収600万
公的資格 ★★★★ 難関
水路測量技術検定

港湾・水域の測量専門技術を証明する公的資格

合格率-
勉強時間300h
想定年収500万
国家資格 ★★★ 中級
特別港湾潜水技士

特定港湾での潜水土木業務に必要な専門国家資格

合格率-
勉強時間150h
想定年収500万
公的資格 ★★★ 中級
河川技術者

河川の維持管理・修繕を担う技術者向け公的資格

合格率-
勉強時間200h
想定年収500万
民間資格 ★★★★ 難関
港湾潜水技士

港湾工事の水中作業を担う、公共工事対応の専門民間資格

合格率-
勉強時間200h
想定年収600万
公的資格 ★★★★ 難関
港湾海洋調査士

港湾・海洋域の調査業務を担う専門技術者の資格

合格率-
勉強時間400h
想定年収550万
民間資格 ★★★★ 難関
海洋・港湾構造物設計士

港湾・海岸構造物の設計専門技術者を認定する実務者向け資格

合格率-
勉強時間300h
想定年収600万
民間資格 ★★★★ 難関
海洋・港湾構造物維持管理士

港湾・海岸構造物の維持管理を担う沿岸インフラ専門技術者資格

合格率-
勉強時間300h
想定年収550万
民間資格 ★★★★ 難関
土壌環境監理士

土壌・地下水汚染の調査・対策を担う実務専門家の認定資格

合格率-
勉強時間300h
想定年収550万
民間資格 ★★★★ 難関
地盤品質判定士

地盤調査・評価の専門性を証明する建設分野の民間資格

合格率-
勉強時間300h
想定年収500万
民間資格 ★★★ 中級
応用地形判読士

地形判読の応用技術を証明する建設・防災系専門資格

合格率-
勉強時間150h
想定年収500万
広告枠(728×90 / レスポンシブ)

建設資格のよくある質問

建設分野の資格は数が多すぎて、どこから始めればいいですか?
まずは電気工事士(勉強時間60時間・合格率63%)か測量士補から始めるのがおすすめです。どちらも国家資格で汎用性が高く、その後のキャリアの土台になります。建築設計を目指すなら建築検定で基礎を固めてから建築士(700時間)を狙う流れが現実的です。
国家資格と民間資格、どちらを優先して取るべきですか?
業務上の必置要件がある国家資格(建築士・電気主任技術者・消防設備士など)は早めに取得するのが基本です。民間資格はコンクリート診断士・構造物診断士のように専門性の証明に使うもので、実務経験を積んでから取得するケースが多いです。目指す仕事によって優先順位が変わるため、どちらが上という話ではありません。
独学で取れる資格はどれですか?
電気工事士(60時間)、消防設備士(150時間)、給水装置工事主任技術者(150時間)などは独学合格者が多い資格です。一方、技術士や電気主任技術者は1000時間超の学習が必要なため、専門書や通信講座の活用が効率的です。
建設分野で収入が高い資格はどれですか?
データによるとボイラー・タービン主任技術者(年収目安700万円)が最も高く、次いで構造物診断士(650万円)、技術士・鉄道設計技士(620万円)が続きます。ただし収入は資格単体よりも業種・経験年数・企業規模に大きく左右されます。
橋梁や構造物の点検・診断系の資格がこんなに多いのはなぜですか?
高度経済成長期に建設されたインフラが一斉に老朽化しており、道路橋や港湾・コンクリート構造物の定期点検が法令で義務化されているためです。橋梁診断士・橋梁点検士・道路橋点検士など類似資格が複数存在するのは発行団体が異なり、それぞれの専門領域に合わせて細分化が進んだ結果です。
マサキ
マサキ
編集・分析担当
国家資格・民間資格あわせて1,300超の試験データを管理しながら、合格者ブログ・体験談・SNS投稿を日々読み込んでいます。公式統計だけでは見えない「実際の手応え」「つまずきポイント」を受験生視点で記事に落とし込むのが担当です。

一次情報は各試験実施機関の公式サイトと公的統計を基本とし、体験談ベースの記述は複数記事で裏付けが取れたものだけを採用。資格選びで遠回りや後悔をしない判断材料を提供することを目的にしています。